いろいろな本に書かれている。
たぶん、そのとおりなんだろう、と思う。
自分の成長も、
他人を愛することも、
まずは、今の自分をありのままに受け入れる
ことから始まるのだろう。
でも、そういう本を書いている人の多くは、
どこか、強い部分を持っている人、
成功者であることが多いと思う。
逆に、完全に弱ければ、
それはそれで、受け入れやすい面もあるだろう。
弱さは、見方を変えれば、強さでもある。
一方、ほとんどの人間は、
すごく強くもなく、すごく弱くもなく、
凡庸な、小さな人、なのだ。
そういう人間が、ありのままの自分を受け入れるには、
どうすればよいのか??
そこがわからない。
あまり本にも書かれていないように思う。
1)何も考えずに受け入れる
それができればいいが、不安にならないか?
2)今後の成長に期待する
それは、根拠の無い期待ではないか?
3)多くを望まず、こじんまりと暮らすことで満足する
満足できるのもひとつの才能と言えるかもしれないが、
競争社会ではなかなか難しいことだ
それに、年をとるにしたがって、
必要以上の冨や権力が欲しくなってゆくことが多い。
それは、なんらかの不安の裏返し、なのだと思うが、
自分の死への不安の裏返し、というよりは、
自分の「社会的な死」への不安の裏返し、
のような気がする。
誰も自分を尊重してくれなくなることへの不安?
かといって、小さき人だけでつるんでも、
ぬるま湯的な気持ちよさはあっても、
不安の解消にはならないような気がする。
やはり、強い人の周辺で、それを支えるのか?
世の中すべてが強い人だと、成り立たないので、
それでいいのではあるが・・・
競争に勝つための本、や、
特別なもの(冨、地位、人脈、感動・・・)を
手に入れるための本、は多いが、
競争を上手に避けて、
小さな自分を小さなままに受け入れて、
こじんまりと、必要十分に生きるための本、
も欲しいと思う。
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