
――― 知的財産を活用して経営改革 ―――
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。朝起きて、びっくりしました。エアコン室外機の温度計が6℃を示しています。真冬並みの寒さです。
本日は、依頼を受けた案件について知的財産戦略を立てる予定です。
4月25日付け日本経済新聞トップ「生産設備 新興国に輸出」を引用します。
このところ日本の機械メーカーはこぞって新興国へ生産設備を輸出するようになりました。
IHIは中国へ、三菱重工業はインドへ生産設備を輸出します。

▲出典:Photolibrary 記事とは直接関係ありません
質の高い日本の「匠」の技術が生産設備に埋め込まれて新興国に出ていきます。
生産設備を輸出する企業は儲かりますが、輸入した新興国企業はスイッチを入れるだけで日本製品と同レベルの製品を作れるようになります。
かつて日本製の製造設備を使った韓国や台湾の半導体メーカーに日本のメーカーが大敗しました。
この事例から中小企業は何を学ぶべきか?「生産設備を輸出するな」と言っても無理な話です。
「買える技術もある」ということと、要はその使い方次第だ、ということです。
作りたいものを考え、そのための道具を探す、という発想が必要です。
海の向こうではその発想で金儲けに成功しています。
知財経営プロデューサー 新井信昭 弁理士
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