”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

NHKのサキどり↑「目を覚ませ!休眠特許」 見ました

2015-02-15 10:46:45 | 事業戦略と知的財産マネジメント
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

NHKのサキどり↑「目を覚ませ!休眠特許」。ご覧なりましたか?

詳細はこちらです

なまじ知財の最前線に関わっていると、いや、関わっているつもりでいると、大事なことを見逃してしまうのかもしれません。

出演者の松井一代さんは、「世界にも目を向けた特許」「ロイヤルティが入ってくる」という。

ここで、ついつい「そんなに甘くないよ現実は」とか「一体全体、何件中の何件の話だよ」なんて思わなくもない。

川崎市の職員さんでしたっけ。「特許で守られる」といっていますが、特許請求の範囲の記載次第では、簡単に回避されてしまい、市場が出来上がること真似される、とか、考えてしまう。

でも、ここで大事なのは、筑波大の立本先生がおっしゃるように「70万件の休眠特許をなんとか使えないか」。

欠点を探すのは簡単。

が、欠点に目をつむってもメリットあり、という仕組みを考えていくべきですね。休眠特許という存在は事実なのですから。

休眠特許を出さない、つまり、休眠させておく暇のない特許を作り出すこと。これは、もっともっと大事ですね。

今日もお読みいただき有難うございました。

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