（今日も）自分一人だけお休みで、、、
そんな時はだいたい行動パターンが決まっていて
事前に絶対休めることが分かっている場合は予約必須のお店を予約してランチなのですが。
だいたい 本当に休めるかどうかは当日まで分からないので以下のどれかが多く。
パターンA 車でどこかにランチ（当日予約）
パターンB 日帰り温泉
パターンC マッサージ
もしくはこれらの組み合わせです。
今日は１０時頃 どこ行こうかな。。。と考えて「パターンA 車でどこかにランチ（当日予約）」にしました。
以前何かを調べていた時にネットで見つけて気になっていたこちら
「フランス料理 Veronica persica」 さん
http://www.veronicapersica.com/index.html
高速を利用しても車で１時間かかるので、開店の１時間半前に電話して予約を確認すると「カウンターでかつ開店時間直後から１時間」ならOKとの事。
平日なのに貸し切りか何かなのでしょうか、その条件で伺いました。
国道２９９号から車がすれ違えないような細い道をちょっとだけ入った所にお店はありました。駐車場は６、７台が限度でしょうか一番乗りだったのですが既に２台駐車されていて、、お店の車でしょうか。
店内は間隔をゆったり取った配置。ドアが閉まる個室もありました。
カウンターも３人カウンターを独り占めなので狭くはありません。 なによりシェフズテーブルよろしく目の前で手際よくお料理が仕上がっていく様子が楽しめました。
お料理は２０００円のランチコースの他、アラカルト、夜のコース全て注文可能との事で、それじゃあ夜のメニューから、、と思ったのですが夜のコースは 牛フィレ、仔羊、豚と遊びが少なそうなメインで、前菜とデザートは選びたかったのがランチコースと同じ物だったので結局ランチコースにしました。
静岡県産・鮎とじゃがいもの冷たいスープ “ヴィシソワーズ・アユ” ポアロー風味の卵と枝豆添え
今月何回目か分からないくらいの ビシソワーズ。でもジャガイモの爽やかな甘さの中に鮎の香りが。。生クリームも強めでトロリとした仕上がり。コンソメはジュレの状態で固められた物も入っています。
枝豆と卵が添えられているのですが、黄身には強めの味付けがされていて後半はこれを入れて味の変化を楽しみます。
結構たっぷり量があって、一手間二手間かかった立派な前菜です。
ビオナーデ がありました。 ドイツで人気の（オーガニック）微炭酸飲料です。
http://www.bionade.co.jp/
330mlしかないはずなのですが結構たっぷりに感じられ食事の間ずっと口休めになりました。 シャンパンの様に都度冷たい物を継ぎ足して貰えます。 店員さんの応対は明るく丁寧で料理の説明もしっかりしていています。これって重要ですよね。
群馬県産・とことん豚のロースト 赤ナスのコンポート 夏野菜のマリネと胡瓜のエカイエパセリ風味
大きな固まりのとことん豚をしっかりロースト、もっちりした身と上品な脂がたっぷり！
とことん豚は安中の梅の里で梅エキスの配合飼料を食べて育った黒豚とハイブリッド豚から生まれた配合種だそうで、ピンクの身と白い脂肪のコントラストがはっきりしていて見た目にもロースト向きの豚です。その身は柔らかく、きめ細やかでした。
キュウリのエカイエ、、エカイエって”ecailler”（牡蠣開け職人）でしょうか？ 見た目的に鱗ですかね。丁寧な仕事なのですが キュウリが素のまま 野性的、、、、と思っていたら。。。。。。
「シェフがビネグレット（酢）をかけ忘れてしまって、、」と岩塩とビネガードレッシングが運ばれてきました。急ごしらえでもこの盛りつけ、デキマス。
この岩塩がミネラルたっぷりで美味しい！買って帰りたいぐらい。
ここで、「もう少し食べられるようであれば ５００円プラスでリゾットは如何ですか」と聞かれ。メインまでがたっぷりだったのでちょっとおなかがきつかったのですが、、、
ずわい蟹と岩海苔のリゾット
米の形は明らかに日本米なのに粘りが少なくプッツリ仕上がったリゾット。タラバの甘みと岩のりの風味が香ります。
スイカのジュレ
見た目に鮮やかなスイカのジュレ。スイカも入っていますがゼリー部分もスイカその物です。グラスの縁の白い部分はグラニュー糖。塩でも良かったのでは？と言うくらいスイカその物のデセールでした。
コーヒーも好みの味の物でした
どの品も良い素材で一手間加えてあり、フレンチと言いながらシンプルなソース使いで、とても美味しく頂けました。お店は貸し切りと言う訳でもなかった様で単純に予約が一杯だったのでしょうか。食事中来ていたお客さんは皆予約されていました。皆さん常連さんの様で、この値段でこの内容なら納得ですね。
メニューのバリエーションがどの程度あるのか未知ですが１時間掛けてもまた来てみたいと強く思わせる１軒でした。
余談ですが、、この日のお客さんは私以外は全て（私より）年配の女性グループばかりで、きっと一役買っているのだろうな、、、と思わせる （かなり）イケメンの（私より）若いシェフの受け答えが印象的で。。。
スタッフ「シェフ！メインお願いします」 → シェフ「うん」。
スタッフ「予約の３名様見えました！」 → シェフ「うん」。 繊細な一端を見た気がしました。
