この日のランチは、妻沼のアパート2部屋を独自の感性で店舗に仕立てた「島田料理店」さん
同じく妻沼のY’sカフェさんの火曜日ランチでその存在を知ったのですが
ここだけでしかいただけないスペシャルなお料理が頂けると評判の一軒です
場所は聖天様の参拝者駐車場の向かい側 少しだけ南に進んでホビーショップの手前をちょっと入ったところ
「須田アパート」の前にお店の看板。
このアパートの1階の105号室「アトリエ」と呼んでいるルームでは
”季節の地元の食材をたっぷりと盛り込んだ 綴る季節の描きプレート” というコーススタイルのお食事を
2階の205号室「カフェラウンジ」では
カレーやパスタなどのプレート料理や、カフェ利用ができるスペースが用意されています。
いずれも予約が入ったらお店を開ける「完全予約制」
看板に従ってどんどん進んでいくと。。ここ??
「アパートの一室だよ」と理解していないと、少し躊躇するようなそんな場所に
入口が現れます。
これは、、、売り物じゃなくて 食材がおいてあるのか
意を決して扉を開けると。。 もうそこは「島田ワールド」
今回は1階「アトリエ」を当日予約でお願いしました。
アトリエの飲食スペースは10畳くらいなのかな?
「どうぞ中へ」と招き入れて頂きましたが、一つだけ置かれた、4人掛けのテーブルには先客ありで
「えっと、どこに座ればいいんだ? 相席??」としばらくフリーズ。
カウンターがあることに気が付いて無事着席です。
2つ上の写真、レトロなハイスツールが写ってるのがわかるでしょうか、そこがカウンターでした。
アンティーク感たっぷりのハイスツール(椅子)は 若干安定感が心もとなく
終始腰が落ち着かなかった。。。
さて、当日の予約でしたので 選べるメニューはショートコース一択です。
と言っても、プリフィックスからお料理が選べるようになっていて
・季節野菜のバーニャカウダ
・メイン(お魚、お肉、パスタ、リゾットなどからチョイス)
・デザート
(ドリンクは別料金)
がベース。 パスタ、リゾットを+500円で追加扱いにすると 普通のコースに仕立てられます。
最初の一品は 季節の野菜のバーニャカウダ。
ブロッコリーに、からし菜、ジャガイモ、玄関にあった地野菜たちですね。
ソースが下にありますので、、とご説明頂き
野菜をどけてみると ナルホド、アンチョビベースのバーニャカウダソースです。
外に置かれたあったお野菜は生産者の名前が書いてありましたので
スーパーとか道の駅なんかで生産者が直接販売しているやつですかね
メインは、、豚ヒレ肉のローストをお願いしました。
さらに、リゾットも追加。 全部ワンプレートで来るのか!
豚は「妻沼自然豚ヒレ肉のロースト」とのことで
結構なポーション、、、250g以上ありそう。きめの細かいヒレ肉を絶妙なロースと加減で仕上げてあります。
素材の美味しさを味わえるだけでなく、強いソースが使われているわけでもないのに、最後まで飽きずにいただけました。
リゾットは「カキと生海苔のリゾット」
素材聞いただけで 旨味だらけじゃん、、となるのですが
その想像以上にコクがあって美味しい。。
お皿の中央にはくるりと丸められていた、桜色のお肉が、、ハム!大きい!
身はしっとり、油はねっとり仕上がっています。
こちらのプレートもお野菜がたっぷり、、
お野菜のどれドレッシングなのか、豚ヒレのソースなのかは不明でしたが
酸味のきいたグリーンソースと和えて見たり
リゾットも頂いたので、結構お腹いっぱい。
自家製のパンは少量にしていただきました。
しっかり(そしてしっとり)と存在感のあるバゲットです。
シメはバスクチーケーキとミカンのシャーベット
ベースにチョコナッツソースをまとって
チーズはドシンと存在感のある男前なデザートです。
今回は一番リーズナブルなショートコースでしたが、ドリンクまで入れると4200円から
のコースとなり、このあたりのランチとしてはハイクラスのお値段設定。
もっとも、ランチも夜も同じメニュー構成なので ランチ価格とみてはいけないのかもしれません。
お味の満足度は、同程度のランチを提供されるお気に入りの他の地元のお店に引けを取らない物でした。
ロケーションも大きな魅力だと思うのですが、おひとり様=カウンター で
あの椅子だけがちょっときつかったかな。。(腰を悪くしそうで。。)
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島田料理店
https://shimadaryoriten.jimdofree.com/
https://www.instagram.com/shimada_ryoriten/
https://tabelog.com/saitama/A1105/A110501/11057636/
さてさて、食後の散歩は、国宝聖天様
桜が咲いていました。
にゃんずもお出まし
春はもうすぐ!