病院検査結果 細菌性肝炎 13日目の経過 肝細胞の再生を願う

体重

1/6 2.98

1/8 3.05

器から食べれる時間帯があった事が功する。

抗生剤下痢は1度で済んだ。

引き続き食事毎に整腸剤を与える。

セレニアを服用しているのにも関わらず、

日中は食欲低下・元気消失が見られた。

痛みからなのか観察していたが、震えやパンティングはない。
ストレッチも出来ていた。

夕方の時間にセレニアを服用すると、1時間後には
食欲も回復してまた器から食べれた。

落ち着いて過ごす事が出来た。

肝機能数値を無視すると、散歩での様子は

歩く距離も増え

維持できてるように思うが、昨日の元気消失は気になった。

血液検査の結果

腎臓の数値を示すＢＵＮ・クレアチニンは基準値内に治まる。

24時間を通しての水分補給・・・

おばぁ珠も飼い主も頑張ったね。

 

肝臓

ＡＬＴ　基準値17-78

1/6　423→　1/8　415　下がり傾向

 

ＣＲＰ　基準値0.00-1.00

1/6　2.00　→　1/8　3.65　上昇

 

肝臓数値はほぼ横ばいであるが

炎症を示す数値がまた上昇する。

良くも悪くもない状態であるが、

珠緒自身の様子は上向きになっている。

制吐剤をずっと服用しているが、その中でも何も食べる事が出来なかった。

食材探しに翻弄する日々が続いていた。

先日からやっと器から食べれるようになった。

そして鎮痛剤の使用を現在はやめる事が出来るようになった。

散歩では尻尾が地面に着くほど下がっていたが、

少し上がるようになった。

歩けるようになった。

数値の改善に変化はないものの、このコ自身には変化が見られるという事で

引き続き現在の治療で経過を見ていきましょうとなる。

肝臓の細胞生検は。

現在珠緒ちゃん自身の様子が上向きである。

針を刺す事は麻酔なしでいつでも出来るのだが、

実施する事によって体調を崩すリスクもある。

打つ手がないならば生検しましょうと伝えるが、

今は体調が比較的に落ち着き傾向に向かっている。

このまま様子を見ていきましょうと聞く。

 

13日目を迎えて。

突き詰めた話をしてきた。

現在も長引くダメージを肝臓は負っている。

細菌性肝炎として治療をされているが、

心臓とリンパ節付近に確認された腫瘍。

リンパ腫の可能性は？

ステロイドを使用せず数値が下がって行く現状を見ると、

リンパ腫の可能性は低い。

抗生剤のみの投薬で下がる事、胆石を保持している事で

細菌性肝炎でほぼ間違いないようだ。

この数値は何処まで下がるのだろうか見込みは？

細菌の力にもよるとの事。

抗生剤で細菌を死滅していく事が出来ても、

生存している細菌が増殖すると肝数値が下がりきらない場合がある。

別のコの例として。

珠緒ちゃんのように感染して、

数値がずっとこのままのコもいる。

胆嚢を切除しない限りは数値が基準値内で治まったとしても、

胆石がある限りは再発の可能性のリスクも高い。

そして数値がこのままの場合は対処療法で、うまく付き合いながら

大好きなお散歩を楽しんだりして過ごすコもいる。

 

しかし肝臓の細胞の再生が追いつかない時は

肝不全にこのまま移行していく可能性もある。

可能性もあればその事で命を落とすコもいる。

胆嚢を切除する事で5年、10年と生き永らえるコもいる。

 

胆嚢の手術は。

腹部開腹手術の中でも難易度が高い。

肝臓の中に胆嚢がある。

それだけに難しく死亡率も高い。

予後はそのコ自身の状態も重要である。

また胆嚢は消化液を出す働きがある為、

切除する事により消化不良を引き起こしやすく

下痢になる事が多いと聞く。

飼い主としては。

このコは3月に16歳を迎える。

もしも。

もしも若ければリスクを乗り越えて手術の選択をするかも知れない。

しかしこの年齢で手術をしたとして珠緒はあと何年元気でいられるのだろうか。

もちろん健康で穏やかに過ごさせてあげたいが。

高齢者であり複数の持病を抱える中、術後の回復で予後が悪い可能性も十分にある。

手術の選択はないと伝え。

このまま数値が下がらなければ肝不全、肝硬変、最悪は死亡。

下がる事を祈りながらも。

このコの食欲不振をせめて取り除いてあげたい。

現状は厳しいが。

上手に付き合う事もできる可能性はある。

 

わんぽ命の珠緒さん。

肝臓くんどうか頑張ってあげてください。

続く

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