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 チャン・グンソク監督『それでもこんな人生良いと思う?』

2019-05-17 08:20:50 | チャン・グンソク

チャン・グンソク監督『それでもこんな人生良いと思う?』

6/14に開かれたオープニングセレモニーでは、特別賞を受賞したチャン・グンソクの『それでもこんな人生良いと思う?(仮題)』が特別上映された。漢陽大学在学中に自ら脚本・監督・編集・主演を務めた一作で、本人は来日できなかったが、代わりにビデオレターが公開された。このショートフィルムを撮ったきっかけは、校内の映画祭ポスターを見たこと。先輩たちと「お酒を飲むお金が欲しくて」撮影し始めたが、だんだん楽しくなり最後の編集は13時間もかけてこだわって作ったという。

 映画は、変装した男が街中に登場する場面で始まる。マスク、サングラス、ウインドブレーカーを次々に外すと、そこには真っ赤なスーツ姿のチャン・グンソク。歓声やシャッター音で辺りは騒然となるが、当の本人は眼もくれずに堂々と歩いていく。地下鉄でも彼は大人気。しかし、そこでモノローグが入る。

   「最初はよかった」

   「気づくと閉鎖的な世界にいた」

 華々しい世界の中で彼は孤独を抱えていたのだった。ショーウィンドウに映った自分に「ガラスに映る俺は本物の俺?」と問いかけるグンソク。ちやほやされるうちに自分が孤立してゆく気持ちになるのはスターならではの悩みなのかもしれないが、「他にも生きる道があったのでは」と人生に疑問を投げかけるのは、誰しも経験のある普遍的なテーマだ。短編映画の魅力として彼は「自分のアイディア・世界観を強く出せることだ」と話したが、作中のワンシーンさながらに、監督チャン・グンソクは主演チャン・グンソクに「本当に、その人生でいいのか?」と問いかけたに違いない。そして彼の出した答えは…。一度きりの人生を悔いて生きるか前だけ向くか、グンソク自身の思いが強く出た佳作だった。



ちなみにチャン・グンソク、ビデオレター内のインタビューに全て日本語で答えていたのには驚かされた。プレゼンターとして登壇していた映画コメンテーターLiLiCoさんが「本名でグンちゃんのファンクラブに入っている」と話していたが、努力家の彼を追いかけるファンの気持ちが分かる気がした。



ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2012 ~ショートフィルムは人生の核~ 2012/7/12掲載
こちら



チャン・グンソク監督 短編映画上映会 公式ツアー

監督チャン・グンソクが手掛けた全6作品を一挙に上映!
彼の除隊を待ち望むファン待望のスペシャル上映会ソウルツアー!

ツアープラン:2019年5月17日(金)~19日(日)
現地参加プラン:2019年5月18日(土)~19日(日)





2日目
【両プラン共通】

午後
JKS監督 短編映画 
特別上映会会場へ移動。

チャン監督が手掛けたショートフィルムをお楽しみください

※上映会のお席はイベント主催者による抽選となりますので、予めご了承ください。
※上映会の開始時間は午後を予定しております。
※本上映会には、チャングンソクさんご本人の登壇予定はございません。

【夜】終了後、夕食へご案内。
ご参加者様同士で夕食会をお楽しみください。
夕食会ではJKSグッズが当たる抽選会もご用意しております♪

夕食後、ホテルへご案内します。

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