何にでも不満がある六ちゃん
で
付けたあだ名が
六でなしの六だった(ふつうは、六でなしの七五郎)
なんでだよ、
大きな声で騒いでいた、んんん・・・六ちゃんか?
今日の相手は誰だい、
少し含んだ笑い顔で俺は話し相手を見た、
六ちゃんは不満だらけ、
この時の顛末は、
タイ人のやることに大きな不満があるらしく一日中怒っていた、
いや、六ちゃんは怒ってはいない 不満だったのでそれを口にしていた
ガッタン
椅子をけった音がする 大きな音がした、
今日は荒れてるな
ゲストハウスのオナーの息子がドアを少し開けてのぞき込んで
どうした六ちゃん?
いやー、今ね、轢かれたんだよ タイ人の運転するハイエースに
それも歩道でだよ、チキショー頭にくる
おい、どうした六ちゃん? 古株の石井さんがのけぞりながら声をかけている
椅子に座り身体をひねって少し苦しい態勢でだ
いや、よー、
俺がね歩道を歩いていたんだよね、そしたらさ、
いつかわかるよ、
さとちゃんはそう言い放った
俺はまたそんなことを言うと言ったことに少し迷った
いつか書くかもわかりませんが・・・・・・つづくことにします
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