緑の切妻屋根の家が建つ

60代も後半になり、ひょんな事から一人住まいの実家を建て替えることになりました。

黒潮を遡って紀伊半島を巡る旅1日目

2018-04-16 11:51:37 | 日記
長泉インターのところを右折し、新東名へとナビの指示も確認しながら向かう。新東名は真っ直ぐな部分が続き走りやすい、それにしても前の車と違い車高が高いせいか、音がうるさいなあと思って、ふと左をみると、左側の窓がちょうど5cmほど空いている、ああそれでだったのかと思い、窓を閉める。バンバンという音が半減した。車中泊用に入れた掛け布団が大雨の次の日に見たら、濡れてシミができていたので、雨が一体どこから入り込んだのだろう?と思っていたがその原因が分かった。左の窓ガラスの隙間から吹き込んだ雨が後ろのシートの左側に積んでおいた掛け布団にシミを作った原因だった。
 追い抜きに120km近くもだしたりして、どんどん進んで行ったが、加速になんの支障も無い『旅行に行くからということでターボにしておいて本当によかった』と思った。第二東名はトンネル内も明るく走りやすいが、やはり車高も高いうえにキャリアーも乗っけているので、なんか風に揺られる感じが気になる。静岡県内で一度トイレ休憩をし、長島PAで二回目の休憩をした。伊勢道に入る手前で、ガソリンが半分より減ってしまっていたので、10Lほど給油をする。伊勢道では走っている車が少ない。景色も違ってくる。川は幅が広く岸辺に竹やぶがあったりして、静岡の方とは感じが違い、五十鈴川にやはり似ている。
 第一の目的地が二見興玉神社で、駐車場が普段は込むというので、手前のファミマの前の駐車場に置いた。結構神社まで歩きでがあるように感じた。神社に近づくと、神社横の海沿いの駐車場が結構空いている。この近くまで車できてみれば歩く時間を節約できたのになぁと後悔。4月の第2週、新年度が始まったばかりの平日に観光客など少ないに決まっている。とにかく少しでも時間を節約しなければとお参りして写真をとり、引き返そうとすると、社殿の脇からもっと奥に行けそうだったので、そこにも行って写真をとり急いで車に引き返す。
 次の目的地尾鷲神社にナビを設定し、出発する。尾鷲までの道を外を走るより、トンネル内を走るほうが長いくらい次から次へと長いトンネルが続き、地下鉄ならぬ地下道を走っているようだった。尾鷲神社には尾鷲についてすぐだった。参拝車用駐車場に車を止めて鳥居の方に向かうと、見事なクスの大木が二本しめ縄をかけられているので写真をとった。お参りを慌ただしく済ませ、熊野古道センターに向かう。駐車場に向かうと、そこはバスの転回場所で駐車できないとなっていたので、下の駐車場に止め、古道を模した石の階段を上って建物まで行った。中にはゲストは一人くらいで、スタッフの人が一人いた。熊野古道を紹介するビデオがいくつかあり、スタッフおすすめの一番わかりやすいというビデオを見て、展示物はじっくり見たいが時間が押してるからと思い、修験道の装束などささっと見て、下に降りた。夢古道の湯はどうしようか…と思ったが、たしか海を見渡せながら入れるっていうことだったので、入ってみることにした。平日ではあるしお客さんは少ない。外に酸性の湯と、アルカリ性の湯というのが大きな丸い浴槽二つにそれぞれ入っていた。あまり入ってみた違いはわからなかった。思ったより海はひろびろとは見られなかった。
 お風呂から出て、ナビでガソリンスタンドを探し、一番近くのガソリンスタンドでまた給油を10Lする。そしてついでに熊野に行くにはと聞くと、海岸の道と高速とあるという、でも高速はまたトンネルで無料だというので、時間も押していることだしと思い高速で行くことにする。今回は尾鷲につくより短い時間で熊野についた。そして直ぐに第三の目的地鬼が城センターへと向かう。
 鬼が城も観光客はちらほら、ほとんどがカップルだった。さっそく鬼が城の岩肌へ向かう。いってもいっても周り切れそうにない。戻ってくる人に二三回後どのくらいですか?と聞くとまだまだというが中には途中で引き返してきたという人もいた。途中で地元の子だろうか、ちょっと広いところに中高生くらいの男女が二人座り込んでいた。ドラえもんの映画に出てきそうな雨がしのげてキャンプができそうな千畳敷という平らなところもあった。私も写真を取りながら進み、鰐岩という半分より少し手前で引き返すことにした。
 お土産物屋で、ゆずソフトを買ってたべる。いろいろ物色したら、那智黒石というのが一カップ800円で売っていたが、もっと安く買えるところもあるだろうと思いやめておく、あと地元でしかとれそうもない柑橘類のジュースがあったので、160円で高いなと思いつつも、買って飲んだ。
 まだ、日が明るいから翌日向かうつもりだった「花の窟神社」にむかうことにした。

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