ぐるぐる・ぶらぶら

歌舞伎と映画と美術と読書の感想

【映画】ジョン・ウィック:パラベラム

2019-10-13 20:09:45 | 映画
いやもう、マーシャルアーツすごいのなんのって、笑う。
今回も笑った。
笑うくらいすごい。
期待を裏切らない。

そんな場面なのに、そこきっちりいく?っていう、
ジョンの不思議な丁寧さは、図書館で本を定位置に戻すときも、
敵にトドメを刺すときも、銃創を充填するときにも表れる。

すごい殺し屋は、きっちりしてないとダメなのね。

冒頭からほとんど戦闘の連続ながら、単純に終わらないのは、
緩急とかメリハリの入れ方が絶妙だからだと思う。
あるいは、韻を踏むように繰り返すパターンの効果や。
ハル・ベリーが入って、バリエーション拡大。犬!

"その世界"の理である「Table」のルールが顕在化した3作目。
ちょっとその辺りで、世界観浅い感じなくもなかったけど
そのレベルで終わりそうもないし、ラストの方でのあのシーンは
ほとんどMatrixだし、世界を向こうに回して戦うネオ、ちがった、
ジョンの姿を、近々観れることでしょう。

-----
公式サイト:http://johnwick.jp/

Si vis pacem, para bellum
平和を望むなら戦いに備えよ

(2019.10.13)


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【映画】ジョーカー | トップ | 【映画】真実 »