みなさんこんばんは、埼玉県さいたま市の特定行政書士・田中太志です(当事務所のホームページはこちら)。
11月だというのにまだ暑いですね。まるで夏のように暑いので、事務所では未だに扇風機が回り続けており、私は今、その風を顔面に受けながらこのブログを執筆しています。目が乾きます。そろそろちゃんとした秋になってほしいものです。不安定なまま秋が終わり、冬が来てしまいそうですけれど。
私は先日、図書館で『わたし生活保護を受けられますか』という本を借りて読みました。特定行政書士の三木ひとみ先生が書いた本です。SNSでたびたび話題に上っていたので借りてみました。
感想としては、まず文章が難しかったです。法律的な説明が多すぎるなあ、と思いました。そこの部分は、同じ特定行政書士である私が読んでも難しいと感じました。生活保護を受けるような方々の中には、文章を読みなれてない方も多いだろうから、もっと噛み砕いた文章で説明したほうがいいんじゃないかなあ、と思いました。この文章の書き方では、生活保護を受けようと本を手に取った方が、「なんだか難しい本だな…」と思って挫折してしまうかもしれません。法律的な説明を減らしたり、柔らかく言い換えたりすれば、文章を読みなれてない方も最後まで読みやすいと思います。最後まで読めて初めて、「生活保護の申請に行こう!」という気持ちになるのではないでしょうか。
この本の意義のひとつは、行政書士が生活保護申請のサポートをすることができる、と知れることです。官公署に提出する書類を作成するのが行政書士の仕事のひとつだから、当然、生活保護の申請のサポートもできるのですが、行政書士がそれをできることはあまり人びとに知られていません。弁護士さんや司法書士さんがやっているイメージの方が強いです。この本によって、生活保護と言えば行政書士、というイメージが広がればいいなと思います。
ところで先日、noteのほうに、『できるだけお金をかけずに社労士に合格する方法』という記事を投稿しました。2024年度版です。18,000字くらい書きました。「社労士の資格に興味があるけれど、お金がないんだよなあ…」という方にはぜひ読んでほしい記事になっています。