みなさんこんばんは、埼玉県さいたま市の特定行政書士、田中太志です(当事務所のホームページはこちら)。マックのグラコロのCMの多部未華子さんがとても可愛らしくて、多部さんと一緒にグラコロを食べたくなっている今日この頃ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。風邪やインフルエンザがとても流行っているみたいなので、お身体には十分に気をつけてくださいね。私は風邪など引かないように、大好きなメイドカフェやガールズバーにもできるだけ行かないようにしています。不整脈と高血圧により禁酒中という理由もありますけれども。お酒を飲めないと、メイドカフェやガールズバーの楽しさは半減どころではなく4分の1くらいになります。
メイドカフェでは、15歳(高校一年生)の女の子が働いていることがあります。高校一年生だから働いてもいいわけですが、メイドカフェにはお酒が置いてあるため、その15歳の女の子が私のところに生ビールを持ってきたりします。その状況に違法なところは全くないのだけれど(労働基準法にも風営法にも反していない)、なんだか悪いことをしているような気持ちになります。そのメイドさんは生ビールのジョッキを私のテーブルに置くと、「田中さん、お酒って美味しいんですか?」などと尋ね、私は「美味しいよ。でも飲んでもあまり良いことはないよ。財布をなくしたりするからね。私は今までに3回くらい、酔って財布をなくしたよ」と答え、軽く笑いを取ります(愛想笑いかもしれないけど)。ちなみにこの程度の雑談をするのであれば「接待行為」には当たらず、風営法の許可は不要です。飲食店の営業許可だけで大丈夫です。
ところで最近、私人逮捕系YouTuberが次々と逮捕されていますね。警察の領域に素人が金儲け目的で立ち入って、かなり無茶苦茶なことをしたことで、警察をひどく怒らせたんだと思います。何としても逮捕してやる、という強い気持ちを感じます。警察を怒らせると恐ろしいことになる、と私は常々感じているので、今回の件についても、さもありなんと思っています。何かの申請や届出で警察署に行くとき、私はできるだけ警察の方々を怒らせないように心がけています。申請が許可されたり届出が受理されることを何よりも優先し、自分の不愉快な気持ちなどは、笑顔を浮かべて心の中に押しとどめています。
私が私人逮捕について初めて知ったのは、漫画『カバチタレ!』を読んでいるときです。行政書士補助者の栄田が、ある男に殴りかかられて、「暴行罪の現行犯で逮捕する!」みたいなことを言って男を押さえつけたのです。男は「逮捕だって? あんた警察官なのか?」みたいなことを言い、栄田は「現行犯なら私人が逮捕してもいいんだよ」という趣旨のことを言いました。
私はそれで私人逮捕が合法であることを知ったわけですが、私人逮捕系YouTuberは明らかにやり過ぎだと思います。冤罪で逮捕したり、相手に怪我をさせたり死なせたりする可能性がありますから。このことでYouTuberの評判がまたぞろ下がっているので、真面目にやっているYouTuberにとってはひどく迷惑な話だと思います。
漫画『カバチタレ!』は、法律を絡めた物語がとてもよく出来ていて面白いです。私は『カバチタレ!2』と『カバチタレ!3』も含めた全巻を持っています。法律に興味のある人にはとくにおすすめの漫画です。絵が洗練されてきている『2』や『3』から読むのもいいと思います。途中から読んでも問題なく楽しめる内容になっています。