私の知っている利賀村は交通の便も良くなく、まさに過疎と秘境と言われるような場所でした。その利賀村には縁あって、何度か伺っています。
今では周辺8町村で平成の大合併し、平成16(2004)年に南砺市となりました。
利賀村での「第一回世界そば祭り」に伺いました。初めての開催で村道は渋滞し、村で渋滞したの初めて見たとおばあちゃんが言っていました。
また「世界演劇祭」(スコット)の開催地として世界的に知られていますが、その演劇祭にも伺ってことがあります。村民は人情味あふれる人ばかりです。
当時、利賀村と協力して鈴木忠志氏により野外劇場・稽古場・宿舎などを増設し、利賀におけるSCOTの活動は世界の注目を集め、利賀村は一躍、世界の演劇人に聖地の一つと言われるようになりました。日本で初めての世界演劇祭「利賀フェスティバル」を開催に伺い野外劇場に感銘した私でした。
宿泊は民泊もありました。また、民宿でもお世話になりました。
民家や民宿もそんな豪華な料理ではありません。ある食材をお出ししていただいただけでもてなしの心が伝わります。
私としては、合併前の利賀村や五箇山の合掌造りが保存されている村が素朴で好きな場所でした。
鯉のあらいや骨酒もいただきました。もちろん蕎麦もです。
特に民泊では、イワナの骨酒をたっぷりと飲まされた記憶があります。酔って満足していただくのが利賀村のおもてなしなのかも知れません?
五箇山地域は豪雪地帯として有名ですが、また 秋口の田んぼは日本の原風景が見られました。
もちろん、季節になれば観光客も多く訪れていました。
こんな静かな佇まいが好きでした。
*すべて自分がパチリしたものです。
私的には贅沢かと思いますが、こんな静かな利賀村と五箇山地域が好きでした。
しかし、今では世界文化遺産 「五箇山の合掌造りの村」は、今年の豪雪でもインバンドなのか?多くの観光客が訪れているようです。
この地域にとっては多くの方々が訪れることを望んでいるのでしょうが、私にとってはやはり静かな利賀村や世界遺産の五箇山集落の原風景のことを考えてしまします。
この様子は(画像からは)過疎の村には感じられませんが、冬の収入源としてはやむを得ないことなのでしょうね。
最近はあちこちでインバンドによる混雑やトラブルが発生しています。
なんか良い方法や対策はないのでしょうか?無責任な言葉になってしまいました。
最近の異常とも思えるオーバーツーリズムが気になるのですが、だからと言って何もできない私です。
あくまでも、昔の利賀村を思い出しての私見ですのでお許しください。
*一部ネットより画像を拝借しています。
yuki76
雪が多いので、2階から出入りが出来るようになっているようです。
利賀村は、五箇山と比較的近い場所ですが、良いところですよ。観光客が少ない分、日本の原風景が残っています。
芸術・文化も見ごたえがあります。
五箇山の合掌造りはバスツアーで2度ほど行ったことがあります。合掌造りの、のどかな場所というイメージ。利賀村は知りませんでした。
観光で町を活性化したいという思いとオーバーツーリズムの問題なかなか難しいですね。