NO23066
2023(令和5)年9月4日(月)東京都八丈島底土 スクーバ事故 セル
フ 3名 海況不良
エアー切れで浮上
9月4日(月)八丈島の底土海岸にて13:29頃事故発生。3名のセ
ルフダイバー(島外、40代男性)が潜水したが、海況不安定の中で
1名がテトラポットに這い上がりライフセイバーに救助された。浮
上した原因はエアー切れ、タンクの残圧はゼロだった。
その後、漁船にて救助された。残りの2名は自力でエキジットした
。1名が右肘を負傷した。 八丈島海難救助隊、消防関係者、漁協
関係者、ダイビング事業者が救助活動を対応した。
八丈島 底土 海難事故 ご報告
ダイバー3名のグループ 残圧が無くなり テトラ付近で浮上した所
うち1名が沖のテトラポッドに這い上がりライフセーバーが器材を回収し
救助隊が2名泳いでテトラ付近で海に飛び込まさせ 近くの船に上げ無事救助
残る二人は自力でてお坊からエキジット その際 1名が 右ひじに切り傷の負傷を負っていました。
9月4日 午後1:39 通報で駆け付けた 救助隊と八丈島神湊港所属の漁船に 救助されました。
念のため病院へ搬送されました。
意識もあり 自力でテトラから飛込み 待ち受けていた救助隊に曳航され 船に回収されました。
その際 マスクのみで フィンは紛失の様態です。
船は神湊港へと戻り救急車にて病院へ搬送。
当日の底土は 波が荒く朝から赤旗の遊泳禁止になっており
堤防の先へ侵入しないよう 三角コーンとガードで 通行止めになっていましたが
中潮三日目で 潮が引いたあたりから 黄色の遊泳注意に変わり
ガードも取り外され ダイバーグループが沖へと出ていける状態になっていました。
回収されたタンクはスチール10リットル 残圧は0で エアー切れの状態でした。
警察、消防 ライフガード 救助隊の出動で 今回は事なきを得ましたが
台風12号の余波が残っており 非常に厳しい海面状況であったことを付け加えます。
ダイビング協会のルールでは 赤旗でも ガードが出て居てもダイバーは
乗り越えてエントリーできるという 身勝手なルールがいつの間にか出来上がっている模様です。
先日も危険な状態で ガードを超えて出ていく地元のサービス(体験ダイビング)を止めに入りましたが
言うことを聞かず 出て行こうとしていたので 戻るよう説得するのに大変な思いをしました。
海難事故ですが 命が助かって良かったです。
当事者の話として 帰ってくる途中で エアーが無くなり 浮上して 1名が
波でテトラに打ちあがったとのことでした。
2023年9月4日 八丈島 アクアトリップダイビング 代表 服部克彦 #12364
セルフで潜っていて
帰り道のナビゲーション分からない結果です。
残圧が無くなり浮上したら波でテトラに接近し逃げられず仕方なくフィンを脱ぎ上がるしか無かったと言うことです。
今まで何人も死んでいる危険な場所です。