一句鑑賞

落花

朝は主治医のところへ。

とくだん悪いところも無し、入眠剤と胃の働きを良くする薬を。

床屋さんまで走りました・・・柱時計が12回時を刻むのを聴きながら。

顔を剃ってるころは眠くなってました。

頭もさっぱりして筑後川の土手へ

この花はなんだろう?・・・

 

吉井の町へ入り、漱石先生の句碑を

なつかしむふすまにきくやうまのすず

 

駐車場には桜の花びらが・・・

落花、花屑、花の塵も季語。

歳時記の例句を読みますと、どれも鑑賞したくなります。

 

 

吉井小学校は制服でした

右手は筑後川から引いた用水路。

水車をまわして製粉したりの動力源でした。

昔はこの水路で泳いでいたそうです。

 

 

前の画像から水路沿いに小学校の方へ・・・楓の花ですが上手く写せませんでした。

 

もちろん学校の前には桜も、残花と言ってもいいでしょう。

 

稲畑汀子氏の句碑・・めやなぎのきおくのまちとなりにけり

水路沿いの柳を詠まれています。

こういう句は地元への挨拶句と言われています。

水路沿いの柳の木は、かなり枝を切り落とされていました。

その状態から川面に枝が下がるほどになるのかな?

かなり老木ですので心配しています・・・写真はパスしました。

 

 

 

居蔵の館 に久しぶり入りました。

無料で建物を見学できます・・・二階から耳納山麓が一望できて好きなんですが・・・

今日は時間も無いし、それに獅子頭に驚いたので。

入ってすぐの左手の部屋に展示してありました・・・

土間に御爺さんが腰掛けてらっしゃるので、挨拶をしてカメラの許可をもらいました。

獅子頭のことを質問していると、なんとも製作者さんでした!

80才半ばの方です・・・全国から制作依頼があるそうです。

「仕上げの塗は漆ですか?」などと素人質問をしますと・・・

はい、本漆ではなく、、、と説明を受けました。

頭の毛は?・・・麻ですね、馬の毛も使いますなどとお話を聞かせていただきました。

つい先日は外国から来られた人が、面の方を購入されたそうです。

 

用水路に流れている葉っぱと桜の花びらですが。

花筏を組む間もなく、見た目以上の速さで流れていきます。

ちょっと流れがゆるみ渦のところがあれば花びらがくっ付くのでしょうが。

 

明日もオフだが、母との面会と家の掃除を予定してます。

居蔵の館 吉井町で検索してください

獅子頭制作の御爺さんとの会話で・・・

建物を支える大黒柱ともいえる角柱が土間から、この神棚を祀る間の間に2本あります。大体の目検討で・・・この柱は八寸はありますねと質問しますと・・・

嬉しそうに24㎝とちょっとあります。

それを機にまたしばし建物のお話を(笑)

自分の中の予定時間を越えてお話しさせていただきました。

有難うございました。

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