一句鑑賞

花は供えますが・・

お盆です。

本日の暑さは一番でした、それに蒸しましたんで溽暑って季語のような一日でした。

午前にJA市場で仏壇の花を求めに行きました。

市場もお盆の売り出し体制で、生花類もたくさんありました・・何度か迷いながら目的の花をゲット。妻の仏前へ活けました、娘が夜に戻って上機嫌です(笑)

私が子供のころ、母が花を活けているのを傍で見ていまして質問をしておりました。

なんで鋏で切ると?(博多弁)

生け花にはね天地人があって、此処が天、そして地、このあたりが人。このバランスが云々・・・母は東京言葉。

で、いくつかの花を活けるときにそばについて見ておりました(-_-;)

今日、JA市場でもこれを天にしようか、じゃ地はこの花にと選びます・・・無意識ですね。生け花なんて習いません、母との子供の時の会話と見たことが基本ですね。

日本古流直門で学んだ母は、子供がいない家元から養女にしたいと懇願されたのですが、母も一人娘で兄妹もいません。家に二度まで来てお願いされたそうです。

でも今、私がいろんなことを考え併せていると・・・ひょっとしたら祖父は養女に出してもいいと考えていたのかもしれません。三四郎のみね子の生き方が分かる祖父でしたから。祖母も反対したでしょうし、また他に跡取りが出来なかったらという思いで断ったのでしょう。

母はその頃の思い出話では・・・お稽古が終わると家元から三越に連れて行ってくれて食事など何度もしたよと言ってました。

東京から昭和16年ごろ帰福したのですが、二十歳くらいですね。わが家の座敷から次の間で生け花展を個人で開催しております。二年ほど前にアップした花の写真がありましたが・・。

そういった家、そのもの管理がてら住んでいますと・・・解体にここまで時間を要しているのがお分かりかと、いや、別に考えたらっしゃらないでしょうが(-_-;)

近所に解体業者さんが居ます、私の家のこともよく知っていますし解体のときはお願いすれば済みます。電話一本で済みます・・・実に簡単です。盆明けに電話して見積もりをお願いしようと思っています。

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