台風は猛威を残したようですね。
古い話ですけど平成3年の台風・・・真実怖かった。
猛烈な風は、英彦山の千年杉と呼ばれる300年以上の杉林の景色を一変させました。
ほぼすべての杉が、大きな幹の中途からそれこそ切断されたように折れたのでした。また根こそぎ倒された杉も・・・
登山道の復旧には二三年かかったのだったか忘れましたが登りました。
千年杉の山の面というのかな?数百メートル?四方と言えば分かりやすいいでしょうが、そこに天へ向かって伸びていた大杉全てが、折れていました。当時のニュースでは瞬間的には80メートル以上の猛烈な風だったのではないかと・・・
英彦山だけではなく、大分の日田地方の植林地の風が当たった山一面の杉檜の林が根元から3分の1ぐらいのところで全て折れている様は、どれほどの風だったかと鳥肌が立った記憶があります。
今回の被害では病院の窓ガラスが割れたとかには驚きました。風というのは向きや街並み、また地形などによって集中して予報以上の風になるようですね。
高潮の被害にも驚きました。
それにしても関空の連絡橋にタンカー・・・唖然としました。CGか?と疑いました。
タンカー停泊地と連絡協は近いんですね。防災の日に放送されてた津波のシーンを思い出してぞっとしました。地震の津波でないけど台風でも起こりうるのですね。
関空はしばらく無理でしょうが、周辺の空港や鉄道が混みます。その辺の対応も大変でしょう。
50年100年をかけてでも災害に強い国土になる政策を望みますね。そのことによる内需の拡大も期待できるのではないかな?
目先のこと、自分の老後なんてある程度見えているものですが、自然災害は見えていませんからね。そのことを言う代議士には票は入りませんから(笑)また言わないけどね・・・
昭和の工業高校に学んだ者として一言。
当時は土木科などは人気でしたがね・・・そのころ学んだ人たちが道路橋脚堤防港湾などを築いてきたのですね。若者がそういった国の基本となるものへ志向してくれるといいのですが。そんな傾向はまったく感じませんね、昨今は。
さあ、明日に備えて寝よう。フツーの明日が来るだけですもんね。
めはじきやてのひらにある泪あと