俳誌への投句、6月1日分に向けて句を作ってました。
大方の十数句を得てもう少し増やすつもりです・・・なんせ夏は季語が多い!
歳時記をめくれば、過去に見聞きした情景が浮かんできます。
よく記憶しているね!・・・ではなくて過去にしっかり見ていた情景が浮かび、それを17文字にしてます。ですから、なにげに普段を過ごさずに見えるもの(嘱目)を見たときに・・・はて?!と見るのですね。これは、この花は、この地域猫は、なんでこの辺はタンポポが多いの、などなど気づいたことを・・・とりあえず記憶しておきましょう!・・・軽く、さっと見た感じを留めるくらいの記憶の仕方ですね・・・
単語帳など不要な、さらっときもちを入れて記憶する感じ。
この記憶術というのか知りませんが、重宝しております。
それと人の話を聞く・・・聞きながら考える。
実は中3の時なんですが、あまりに受験のための勉強をしない私を親が(笑)
母は、ギターばかり弾いてて大丈夫?と笑いながら。父は何にも云いません。
それでも勉強しない私にあきれ返ったのでしょうか・・・その数年前までわが家の裏手の離れに住んでいただいたご夫妻、のちにご主人は県立高校校長、奥様は小学校校長・・・ご主人は苦学された?・・・今風に言うとですが。私立大学の夜間部で学ばれ卒後に英検1級合格、県立高校の英語教師をされていたのですが・・・
その先生に教えて頂きなさいと、というか親と先生と裏話ができていたのでしょう(笑) 日曜日に先生の所へ通わされました・・・英語の勉強をみていただくという名目で(^_^;)
とにかく行きました、あまり行きたくなかったのですが・・・教科書一冊持って。〇〇ちゃん、読んでごらん、から始まります。途中、先生は何も言いません、じゃ訳してごらん・・・訳します日本語に。うーんと言って、じゃまた来週・・・その間、奥さん先生は、〇〇ちゃんケーキ食べなさいと紅茶がいいね?などと・・・これは勉強しに来ているのだろうかと、居心地よく思ってました。
そんなんが4,5回、ある日の音読と日本語訳を済ませますと、先生は、うん!と一言、もう来なくていいよ(笑)
といったことで私の受験勉強は終了。おかげで当時最難関の私立高にも合格。先生は訳す時には日本語として分かるように訳しなさいとだけ。ですから音読しながら頭では訳しながら、読み終わるとそのまま日本語で読み上げるのでした。おかげで高1にすぐあった英検3級一発でしたね(笑)
60年前のことでした。昨年1月に先生は亡くなられ昨夏初盆にお参り行きましたが、皆さんと家族のような話ができたのが、嬉しかった。
ヘミングさんのこともあり、先日、母の七回忌の時にいろんな昔話のひとつとしての先生の思い出話をした・・・そのことを書きました。
出会いというものを大切に生きたいですね。
秋月の眼鏡橋から上流を・・・7年前の画像です(^_^;)