心頭滅却しなくても十一月は過ごしやすい・・・
この河童の石像は座禅を組んでいるように見える。
あまり考え込まないでも大丈夫よといったお顔をなさっている。
此処は河童伝説もある、うきは市吉井町の吉井小学校の前で、河童さんの前には筑後川から引き込んだ用水が流れている。3年前の写真です・・・(^_^;)
この並びに稲畑汀子氏、稲畑廣太郎氏の句碑も並んでいる。地元に俳句が盛んなことだろうと思った。もうひとつの句碑が町の資料館の庭にある・・・漱石の句であるが、正確に思い出せない💦検索した。
なつかしむ衾に聞くや馬の鈴 漱石
(なつかしむふすまにきくやうまのすず)
旧正月のお参りに大分県宇佐市の宇佐神宮に参拝した漱石先生は、山国川沿いに上り、途中は守実温泉に一泊したのだが寒くて布団が短いのが困ったとか・・・道中は馬の背に揺られていたのだが落馬もし大変な旅だったようです。旧正月の頃の峠越えは雪道で大変だったろうな・・・そんな道中の苦労を吉井の町で癒したときの句かな・・・
吉井町からは久留米市へ軌道車(蒸気機関車の小ぶりなかんじだろうか?)に乗って、久留米からは鹿児島本線で熊本へという旅だったそうです。一部漱石全集参照。
台風からの雨は音を立てて降り続いています。