一句鑑賞

早蕨も

さわらびの譜・・・葉室麟

作者の文庫を数冊読んでいるが、今年になり1月だったか買っていて数ページで止めていた。
理由は、面白いので読み進めたいが瞼が持たなかった。
で脇の方に放っていた。
何気なく手にしていきなり開いた頁を読むと、やはり引き込まれる。
頭から読みなそうと元の場所に置いた。
さわらび(早蕨)という題がいいな・・・
「散り椿」もいいなと思って買って、一気に読んだ。

もう一冊読みたいのに「秋月記」があるが積文館に平積みしてあって、手にはしたけども買わなかった。
私のお気に入りの場所、秋月が舞台なので・・・その歴史的な面からも読みたいのだけど躊躇していた。
さわらびを読み終えたら読もうかなと思っている。

それと天領日田の広瀬淡窓のも読もう。
日田も好きな町だ。
作者の葉室麟氏は北九州市出身で西南大学。
年齢も三つほど違うだけなので親しみを感じている。
蜩の記は、読みながら自分の心が澄んでいくのを感じた。



今夜は満月、おぼろに上っていた。
被災者の方はどんな思いで見上げられているだろうか。

土黒く滑りたる痕(あと)春の月  庸介

コメント一覧

一句鑑賞
有難うございます
コメント有難うございます。
福岡の方は被害は殆んど無いようです。
現地からのニュースは、お年寄り子供女性の健康衛生面の悪化を伝えています。


私も読書から遠ざかっていました。
俳句にのめり込んでいた時期ですね。
葉室氏の作品に救われた気がしました。


yuki
地震お見舞い申し上げます
yuki
はじめまして、
この度の地震被害は日を追うごとに良くない情報が入り心痛めております。
一日も早い復旧をお祈りいたします。

この記事で紹介の葉室麟さんを初めて知りました。
近年は読書から遠ざかっていましたが。好きだった時代小説ですので、本屋さんへ出かけてみたくなりました。

読者登録ありがとうございました。


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事