一句鑑賞

菜飯

色彩の句といいますか、食べ物の句というのでしょうか。
杉田久女に次の句がある・・・

炊きあげてうすきみどりや嫁菜飯    久女

久女はどんな心情をこの句に込めているのでしょう。
菜飯を食べ物とだけ捉えての句でしょうか?
青菜の色が炊き上げた米粒にうすく染まった色だけを詠んでいるのでしょうか。

このうすきみどりは自分の心情を言っているように思えます・・・
家族のために炊き上げた菜飯だけど、自分はほんとうに家族のために炊いたのだろうか?
家族に対するなにか情が薄くなっていはしまいかと・・・
そんな久女の心が見えるのですが。
色彩だけを見ていると、春らしいきれいな句ですね♪


そんなこと言ってる私は、豚肉の生姜焼きと新じゃがの煮っ転がしで夕食を済ませた。
この春の最中に菜飯を炊いてみたい。
新じゃがは出回っているけど歳時記では夏の季語になっている。
鹿児島産など早くから出てますね(笑)





昨年の写真を・・・八女市ではぼんぼり祭りでお雛さまが飾ってあるでしょう。
これは堺屋という旧家に展示されていた箱雛。

コメント一覧

一句鑑賞
夏井いつきさん
夏井いつき氏、検索しました。
私、彼女の名はどこかで見たような気がするだけで、作品も読んだことがありません。なんかTVにも出演されているそうですが、視たことはないんですよ(笑)
今後も読まないでしょう。
俳句には性差も年齢差もありません。
自由闊達に活動していいわけですね。

私は師の教えどおりに、歳時記を読むことを続けました。
その中にはあるのです、句作りのヒントがたくさんね♪
それを探すことが、言葉との出会いであり、いい表現につながります。
一句鑑賞
句集までは
久女さんのことは、ネットでの検索で調べるくらいでいいのでは。
時代も置かれた環境も違いますから。
私が久女の作品が好きなのは、英彦山というフィールドを通じてなにかを共有している気になれるからです。
彼女のことは詳しくはありませんのです。
生半可な知識では誤解が生じますんで♪
この辺で、すみません(笑)
また何か書くかも知れません。

湖周の写真を有難うございます♪
ゆっくりと巡ってみたくなりました。
koh
新じゃが
杉田久女さんは、俳句に傾倒しすぎてとか?
どんな方なのか、この方の俳句をたくさん読んだら分かりますか?
話飛びますが、夏井いつきさん、離婚経験があるそうですね。
箱入りお雛さん、いい顔されてますね♪
私は持ったことがなくて、今も憧れです。
何度も自分で買おうかと思いながら、とうとうここまで来ました。
とうとうここまでと言えば、私はここまで来てジャガイモが好きになりました(^^♪
こちらも、小粒の新じゃがが出回っています。

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