一句鑑賞

間違えたでは済まない

ニュースでは高齢者の事故を流していた。

報道ではアクセルとブレーキの踏み違いだと・・・

駐車場に止めてらっしゃったのなら、なぜエンジンを切っていなかったのか?

これが私の第一の疑問です。

それからお車を見て、あぁなるほどなと・・・

今の新しい車にはメーカーの最新さを競うようなものばかりです。

代車で日産のリーフに乗ったことがありますが・・・一番驚いたのは・・・

ギヤシフトレバーが丸っこい形をしていて、ほんのわずかの指先のタッチでNからDへと入ってしまうのです。

今回の事故では、車がゆっくり動き出したと件の方が仰ってましたね。

そう実に軽いタッチで触れるとギヤが発進に入ってしまう。

おそらく何かに気を取られている間に、知らぬ間にギヤの丸っこいレバー?に触れたのでしょうね。それで慌てられたのかなと推察します。

私は長いこと車を運転しています、およそ50年プラスですが今の先端のギヤチェンジの丸っこいものは受け付けません。

つまり車は機械の塊なのですが、それを指先で触るだけで動き出す・・・感覚が合いません。

車メーカーに言いたいのですが、先端技術の導入も結構ですが、今は高齢者にも車は必需品です。高齢者もメーカーから見ればお客様のはずです。

長年操作しレバー式のギヤチェンジに慣れた人には、最新の技術は必要ないのですね。

この手の事故はこれからも何度も起こるでしょう。

それとお歳を知って考えたことは、右足はアクセルの上にありますが・・・あっ!

ブレーキをと思ったときに右足が、アクセルを放れてブレーキペダルを踏むのに脚力が必要です・・・アクセルから足を少し持ち上げてブレーキへ移動するのですが。この間の動作に必要なのは右足の大腿四頭筋や脛の辺りの筋肉ですが、足が弱るということは正常にブレーキを踏めない。たぶん踏んだつもりでしたでしょうが、ブレーキの踏位置が高いので足が上がっていなかった、それでブレーキのつもりでぐっと踏んだ結果ではないかと考えてます。

ブレーキに足が十分に掛からずに踏めば、靴底が滑ってアクセルをぐっと踏んでしまうことになった・・・だろうなと思います。

だからご本人はブレーキを踏んでいるつもりがアクセルだった。でも自分は間違っていない確かに踏んだのだから・・・結果として踏み間違えとなる。

これは脚力が原因だと誰も言わない。

これに気づかないと何件もこの事故は起こるでしょう・・・

そして踏み間違いでおわるのか?

メーカーの製造責任は無いのか・・・結果は無い。何故?

車の運転手順を守っていれば事故にはならない、機械は設計通り動いていると・・・

それと販売会社も考えないとね、一台売れれば数百万の売上。

このお客様はどのような運転をするのかもお構いなしの世界でしょう。

カーアドバイザーなどと宣うが、お客様の生活状況など考慮しての車種を勧めるとか。

 

どうも世の中、いろいろと主張はあっても真の事故原因には辿り着かない。

私は運転秘訣というものを免許取ったころに熟読した。当時、東工大教授の樋口先生の著書だったか・・・今もその内容は大切だと日々運転している。

おかげで自損事故というか、バンパーに擦り傷を付けたことはあるが対人対物的な事故は今のところない。明日は有るかもしれないという気持ちを心に運転している。

今回の方の年齢は私より15才上だ、私にはまったく自信が無いというか未知の世界だ。

たぶん老夫婦での生活で車に頼らなければならないご事情があったのだろう。

 

といったところで車の運転だけではなく、道で転ぶこともあるし家の中でも。

こういったことへの注意が車社会にも通じる。

高齢者の免許更新には来年あたりから実走しての試験も導入されるらしい。

それはいいが、脚力のテストや足の反射テストというか測定もお願いしたい。

踏み間違い事故の多発は法令にもありそうだ・・・

私は踏み間違えないようにブレーキは左足と決め込んで50年。運転秘訣集に載っていたことを実行している(AT)。遊園地のゴーカートみたいで簡単で楽で踏み違えることは無い。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日常」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事