一句鑑賞

秋月は何処へ行きたいの?

一昨日の秋月の残り写真より・・・久野邸の中庭ではなくておつぼですね。この左手が供侍の腰かける場所です。供侍の控える場所は玄関の脇、すなわち通りの様子が分かるし座敷に何かあれば直ぐに出会え!ますね。

久野邸の本当の庭園は見事なものですが、画像は無し。杉苔に覆われた築山と石の配置に秋月ならではの清水を引き込んだ小さな流れに池、それを二歩ほどで渡れる石の橋。そんな様子でした・・・

この障子硝子ですが、昭和の物でしょうね。昔はそれこそ紙障子でしたでしょう。

 

二階から母屋の屋根を見ました・・・変な所に目が行くのですみません(^_^;)

 

で秋月の今夕は竹の灯りを道の両脇に灯して、杉の馬場では夜市やなどが催されたそうです。

あいにく小雨のため、長屋門の雛壇はライトアップどころではなく飾らなかったそうです。

一言苦言を申し上げれば・・・お雛様を室外で飾らないように願いたい。雛の祭りというのは女の子の無事な将来を願うもので人寄せパンダではない。石段に飾るということは人の足の下なのである・・・本来の雛壇という意味が分かってらっしゃらないと思う。だから一昨日は素通りしたのである・・・お人形に対して見下げるようなことは出来ない。

観光客を寄せたいがためであろうが、なんとも品がない。秋月ファンをなめていると言ったら言い過ぎか?「古都秋月雛めぐり」どこが古都ですか?黒田の支藩で都などとは程遠い貧しい小藩です。

いまだに自分は上士の出であるとか、下士とは一線を置いたりとかする意識が残るような地域です。そんな意識があればこそ?建設されたのか博物館・・・ほとんど入館者もないそうで・・・上から目線ではね。先日見ましたが、展示物が虚子の作品では今の若い人とは別世界というか、なんの繋がりもない。また俳句愛好者には虚子嫌いが多い。

 

夕方から小雨が続いてます。

打つほどの雨とはならず雛の夜

どうかお人形は大切に願いたい。製作者の心がこもっておりますゆえ、人の足元などに飾らないように願います。

それでも私は秋月を歩きます。静かさと水の音と澄んだ空気と、一昨日の買った鴨めしやトマトの美味しさ(笑)。発見もありますからね。

何もないのが本当は一番いいのですが・・・その中に人の暮らしや歴史やいろんなものを発見するのが旅だと思うのですが。どうも昨今はイベントとかする風潮?TVで流してもらって人を寄せる。しかしそれで来る人は本当のファンにはなりませんね、その時だけ・・・桜の時期も昔から見れば減っているのではないかな?

ま、私の秋月好きも此処まで来ると病気?いや本物です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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