「連続企画Hainan-ACT2008」2日目には、「いまさら?いまなお?いま、こ
こから。日本軍『慰安婦』問題ユースホフォーラム2008」という題名の通り、若
者が若者の目線で「慰安婦」問題を語ろうという画期的なイベントが開催されま
した。京都、高知、愛知、そして韓国など全国各地から集まった40、50名も
の若者を中心に会場はいっぱいになりました。これもハイナンネットという若者
中心の団体主催だからこそ実現した企画です。
はじめに、韓国の日本軍「慰安婦」被害女性たちが共同生活を営むナヌムの家で
研究員として働く村山一兵さん(27)の講演がありました。おばあちゃんたちと寝
食を共にする村山さんは、「『慰安婦』から『目の前のおばあちゃん』のことと
感じるようになってきた」とのこと。また、「男性として、性暴力のある今の日
本のことも考える。自分も含め、日常の部分から問い直していきたい」という男
性として「慰安婦」問題に抱く思いも話してくれました。
次に、全国各地で「慰安婦」問題に関わる若者によるパネルディスカッションが
行われました。「どうして『慰安婦』問題に関わっていることは言いづらいこと
なのか」という思いを皆で共有すると同時に、その思いはどこからくるのかを話
し合いました。「慰安婦」問題には「近さゆえの遠さがある」という発言が印象
的です。男女問わず、性的なことは私たち一人一人に突きつけられる問題で、「
慰安婦」問題を語ることは自分をさらけ出すことにもなります。それゆえに、「
慰安婦」問題は語りづらく、話題にすること自体、社会的に「KY(空気が読めな
い)」と見られているのかもしれないとのことです。「あえて空気を読まなくても
いいじゃないか」という司会者の発言に私は共感しました。
また、今の私たちも過去の歴史の延長線上にいるという意味で、「命を長いスパ
ンで考えないといけないね」という高知の方の発言をきっかけに、私たち若い世
代がこの問題に声を上げ続ける意味を改めて考えさせられたような気がします。
こから。日本軍『慰安婦』問題ユースホフォーラム2008」という題名の通り、若
者が若者の目線で「慰安婦」問題を語ろうという画期的なイベントが開催されま
した。京都、高知、愛知、そして韓国など全国各地から集まった40、50名も
の若者を中心に会場はいっぱいになりました。これもハイナンネットという若者
中心の団体主催だからこそ実現した企画です。
はじめに、韓国の日本軍「慰安婦」被害女性たちが共同生活を営むナヌムの家で
研究員として働く村山一兵さん(27)の講演がありました。おばあちゃんたちと寝
食を共にする村山さんは、「『慰安婦』から『目の前のおばあちゃん』のことと
感じるようになってきた」とのこと。また、「男性として、性暴力のある今の日
本のことも考える。自分も含め、日常の部分から問い直していきたい」という男
性として「慰安婦」問題に抱く思いも話してくれました。
次に、全国各地で「慰安婦」問題に関わる若者によるパネルディスカッションが
行われました。「どうして『慰安婦』問題に関わっていることは言いづらいこと
なのか」という思いを皆で共有すると同時に、その思いはどこからくるのかを話
し合いました。「慰安婦」問題には「近さゆえの遠さがある」という発言が印象
的です。男女問わず、性的なことは私たち一人一人に突きつけられる問題で、「
慰安婦」問題を語ることは自分をさらけ出すことにもなります。それゆえに、「
慰安婦」問題は語りづらく、話題にすること自体、社会的に「KY(空気が読めな
い)」と見られているのかもしれないとのことです。「あえて空気を読まなくても
いいじゃないか」という司会者の発言に私は共感しました。
また、今の私たちも過去の歴史の延長線上にいるという意味で、「命を長いスパ
ンで考えないといけないね」という高知の方の発言をきっかけに、私たち若い世
代がこの問題に声を上げ続ける意味を改めて考えさせられたような気がします。
みんなのざっくばらんな本音が聞けてなかなか良いシンポジウムになったかなと
集客はもっとがんばりたいところですけど
ハイナンネット内でももっとそゆこと共有する場作りたいですね