利休鼠のナチュラルリネン と シャンパンベージュのリネン
1色刺しのミニバッグ が楽しくて夢中でたたみかけるように
多色バージョンも刺そうとテンション高めでいたのですが
図案を写し済のそれを手に取ったらば
・・・ちょっとまてよと
・・・なんだこの嫌な違和感
このままこの生地にステッチしても素敵じゃない気がしてきましたね・・・
いやいや図案写してあるし、気分も上々のこのままの勢いで刺しちゃおうよ
と悪魔のささやきもあったけど
なんとも嫌な違和感がぬぐえず
しばし何が嫌なのか観察。。。
やっぱりこのまま刺したらまずいので
シャンパンベージュの生地に変更することに
まだ、水通ししてない生地だし、
そこから始めるのは非常になんだか面倒な気分になってまいりました:苦笑
ぱっと見、光の加減によってはベージュとも錯覚するくらいな感じ
でも観察すると、微弱にやっぱり緑がかったグレー
(利休鼠といったらすぐわかるかも)
そこに、樋口愉美子さんの指定色の刺繍糸でこのまま刺していくと
微妙に色が沈み込んで地味な印象になるは
コントラストぼやけちゃうしモチーフも死ぬぞと
残念な結果になると思われます
せっかくの絶妙な樋口ワールドの色使いを味わいたくて刺してるのに
なんてこったいな結果が想像できてしまったので
ここは潔く生地変更へ
手芸本の指定材料を厳密に守らなきゃいけないわけではないけれど
(高価だったり近所で手に入らなかったりすることも多いけど)
ベースの生地の色・色味と質感、刺繍糸の色の組み合わせで
素敵な作品が出来上がってるのも否めない事なので
そのバランスは、本には文字で書いていないので、気をつけたいところ
せっかく時間かけて作るのに、なんか素敵じゃないと思うのは
大体そんなことが多い
とりあえず、その緑がかった利休鼠色のリネン生地は放置
図案もミニバッグの仕立ても気に行ってるので
後で刺そうと思います
自分が普段持つこともふまえて候補は4色
・紫がかった鮮やかなネイビーブルー
・明度と彩度のちょうどいいキャメルベージュ
・単純にただの純色の白
・トーンを合わせて緑系
色合わせ、悩ましいのに嫌じゃない
悩む時間も込みのお楽しみ