明治38年、現在の十条台1丁目一帯に「東京砲兵工廠銃包製造所」が開設されました。
日露戦争を機に弾薬(銃包)の増産が必要となった事から、小石川地区より当地に
移転・拡張されたものです。敷地内には銃包を製造するための煉瓦造りの工場棟が
多数建設されました。銃包製造所では、製造に必要な工作機械の動力として英国
バブコック&ウイルコックス社製のWIF型蒸気ボイラーが導入されました。
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ボイラー外観 正面に4枚の鉄扉が付き、内部には水管が収められている。
扉の上にはドラムの端部が見える。
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ボイラー内部 ドラムの下部に水管群が斜めに配置されている。
水管を熱して蒸気を発生させ、ドラムから蒸気を取り出す構造。
日露戦争を機に弾薬(銃包)の増産が必要となった事から、小石川地区より当地に
移転・拡張されたものです。敷地内には銃包を製造するための煉瓦造りの工場棟が
多数建設されました。銃包製造所では、製造に必要な工作機械の動力として英国
バブコック&ウイルコックス社製のWIF型蒸気ボイラーが導入されました。
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ボイラー外観 正面に4枚の鉄扉が付き、内部には水管が収められている。
扉の上にはドラムの端部が見える。
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ボイラー内部 ドラムの下部に水管群が斜めに配置されている。
水管を熱して蒸気を発生させ、ドラムから蒸気を取り出す構造。
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