ホムンクルス=人工的に作り出された人間、本格的に登場。
ヒューズさんがひよこ柄
のパジャマだったり。
大総統がチューリップ柄のパジャマだったり。
こんな時でも遊び心を失わないのはエライ…のか?
しかし、第五研究所へ人員を動かすことをヒューズさんが「独断で」命令?
――軍の命令系統ってどないなっとりますの。
大総統みずから出動?
――そんな大事件なんすか?
ほら、ロス少尉なんかは大総統じきじきの出動に、単純に嬉しそうな顔してますけど、ヒューズさんは微妙な真顔ですやん。
……と思っていたら、やっぱり大総統にはウラがあった!(というのが後にわかるわけですね。)
さて。
賢者の石の未完成品を前に、エドは激しく動揺し、躊躇します。
弟の体を元に戻すためなら泥の河でも渡る、と決意したエドが、そこまで動揺するのはなぜか?
賢者の石が人間から作られたものであったにしたところで、それを人間に戻してやれるわけでもなく、今現在は人間ではないモノ。弟のためなら利用できるものは何でもする、となってもおかしくないところでしょ?
でも、エドは動揺し、躊躇せずにはいられなかった。
それはきっと、人間から「抽出」されたという点で、賢者の石と魂だけの存在であるアルは共通だからでしょう。
アニメ版「鋼の錬金術師」で、のちにアルがその存在まるごと賢者の石になってしまうという仰天な展開も、そこからの発想だったのかな。
紅蓮の錬金術師による爆発のおかげで壁が崩れ、エンヴィーたちが隣室に隠していた(エドに錬成させようとしていた)囚人たちの存在が知れ、グラン准将の姿だったエンヴィーにつっかかるエド。
(肩が外れて一方的に蹴り飛ばされますが、ここの蹴られ方、ほんとに痛そう。
エンヴィーのカカトがめり込む絵とか。ひぃぃ。)
エンヴィーはエドの父親と何か因縁があるんですね。
「許せない、アイツの血を受けたお前だけは!」って、激しい憎悪をむき出しに。
このエンヴィーの憎悪は(「憎悪」というよりは「嫉妬」だったのだと後にわかるわけですが)、声の演技もあいまって非常にインパクトがありました。
アルを盾にとられたエドはラストたちの要求に屈服し、震える手で錬成しようとしますが、やはりできない。
そこへスカーの乱入。エドは意図せずに賢者の石(未完成品)に直接触れてしまい、力を暴走させます。
第五研究所でスカーが乱入するのは原作にはなかった展開ですが(…だったと思いますが、今コミックスが手元になくて確認できない。違ってたらご叱正ください)、賢者の石とスカーを絡める展開をしていくには上手いやり方だったんではないでしょうか。
錬成反応の無限連鎖の描写は、錬金術をいわゆる「超能力」的にとらえた描き方と感じました。
スカーが右腕の力で書類から情報を引き出していたのと同じ。
そのへん、原作とはちょっとカラーが違うんですね。
個人的な好みから言うと、もっと錬金術を科学のメタファーとして重ねた描き方をした方が、シャープになると思うんですが、子ども番組としてはわかりやすい。
最後、アームストロング少佐がエドとアルを両脇に抱えて救出、したのはいいんですけど。
少佐! 無造作に抱えすぎですっ
エドの左脇腹には、№48に裂かれた、結構な傷があるはずなの。出血多量なの!
大切にしてやってくださいぃぃぃぃぃぃ!
ヒューズさんがひよこ柄
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大総統がチューリップ柄のパジャマだったり。
こんな時でも遊び心を失わないのはエライ…のか?
しかし、第五研究所へ人員を動かすことをヒューズさんが「独断で」命令?
――軍の命令系統ってどないなっとりますの。
大総統みずから出動?
――そんな大事件なんすか?
ほら、ロス少尉なんかは大総統じきじきの出動に、単純に嬉しそうな顔してますけど、ヒューズさんは微妙な真顔ですやん。
……と思っていたら、やっぱり大総統にはウラがあった!(というのが後にわかるわけですね。)
さて。
賢者の石の未完成品を前に、エドは激しく動揺し、躊躇します。
弟の体を元に戻すためなら泥の河でも渡る、と決意したエドが、そこまで動揺するのはなぜか?
賢者の石が人間から作られたものであったにしたところで、それを人間に戻してやれるわけでもなく、今現在は人間ではないモノ。弟のためなら利用できるものは何でもする、となってもおかしくないところでしょ?
でも、エドは動揺し、躊躇せずにはいられなかった。
それはきっと、人間から「抽出」されたという点で、賢者の石と魂だけの存在であるアルは共通だからでしょう。
アニメ版「鋼の錬金術師」で、のちにアルがその存在まるごと賢者の石になってしまうという仰天な展開も、そこからの発想だったのかな。
紅蓮の錬金術師による爆発のおかげで壁が崩れ、エンヴィーたちが隣室に隠していた(エドに錬成させようとしていた)囚人たちの存在が知れ、グラン准将の姿だったエンヴィーにつっかかるエド。
(肩が外れて一方的に蹴り飛ばされますが、ここの蹴られ方、ほんとに痛そう。
エンヴィーのカカトがめり込む絵とか。ひぃぃ。)
エンヴィーはエドの父親と何か因縁があるんですね。
「許せない、アイツの血を受けたお前だけは!」って、激しい憎悪をむき出しに。
このエンヴィーの憎悪は(「憎悪」というよりは「嫉妬」だったのだと後にわかるわけですが)、声の演技もあいまって非常にインパクトがありました。
アルを盾にとられたエドはラストたちの要求に屈服し、震える手で錬成しようとしますが、やはりできない。
そこへスカーの乱入。エドは意図せずに賢者の石(未完成品)に直接触れてしまい、力を暴走させます。
第五研究所でスカーが乱入するのは原作にはなかった展開ですが(…だったと思いますが、今コミックスが手元になくて確認できない。違ってたらご叱正ください)、賢者の石とスカーを絡める展開をしていくには上手いやり方だったんではないでしょうか。
錬成反応の無限連鎖の描写は、錬金術をいわゆる「超能力」的にとらえた描き方と感じました。
スカーが右腕の力で書類から情報を引き出していたのと同じ。
そのへん、原作とはちょっとカラーが違うんですね。
個人的な好みから言うと、もっと錬金術を科学のメタファーとして重ねた描き方をした方が、シャープになると思うんですが、子ども番組としてはわかりやすい。
最後、アームストロング少佐がエドとアルを両脇に抱えて救出、したのはいいんですけど。
少佐! 無造作に抱えすぎですっ
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エドの左脇腹には、№48に裂かれた、結構な傷があるはずなの。出血多量なの!
大切にしてやってくださいぃぃぃぃぃぃ!