戦争遺跡シリーズ 浜北区の「九勇士散華乃碑」 20211128
浜松市には戦前から日本陸軍の航空軍事基地があったので、アジア=太平洋戦争末期に、アメリカ空軍戦闘機に撃ち落とされて亡くなった爆撃機搭乗員たちの慰霊碑がいくつもあります。これはそのうちのひとつです。
『浜松市文化財ブックレット4 遠州山辺の道を歩く』という、浜松市が発行したA5判で64ページのカラーパンフレットが手元にあります。
その29ページに「九勇士散華(さんげ)乃碑」が載っています。
そのまま引用すると「麁玉(あらたま)公民館から250mほど南に建つ。昭和20年(1945)7月1日、浜松陸軍飛行学校キ六七式重爆撃機が、米艦載機グラマンの攻撃を受けて撃墜され、9名の搭乗員が機と運命を共にした。墜落地には、昭和53年【 注 西暦1978年 】に近隣住民有志によって建てられた慰霊碑があり、裏面に経緯が刻まれている。」
場所は、あらたま公民館のすぐ東を南北に走る道路を250mほど南で、すぐ西に細い道を入ったすぐです。細い道の北側に龍燈、南側に慰霊碑があります。
以前に、このブックレットで見に行って確認し、写真も撮ったのだが、所在がわかりません。古い写真が見つかるか,新しい写真が撮影できしだい、写真を載せることにします。
( 雨宮智彦 )
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