ようやく涼しくなってきたのか?と冬の入口を感じる11月
今月のコラムは『不動産購入者のニーズを知っておこう』です。
不動産売却をするにあたり、購入検討者のニーズを知っておくことはとても重要です。
とかく主観的に見てしまいがちな不動産売却ですので購入検討者の客観的な視点を理解することで価格設定の見極めもしやすくなり、早期売却への実現もできるのではないかと思います。
アットホームが過去2年以内に居住用として住宅を購入した21~49歳男女に行ったアンケートを基に考察していきましょう。
ポイント1.『購入層の家族構成は?』
新築一戸建・中古戸建・新築マンション・中古マンション購入者の家族構成を見てみると
『配偶者・パートナーと1~2人の子供』がほぼ半数の結果に。
新築戸建では59.6%と6割近くになり、中古戸建でも53.0%と半数以上
新築マンションは54.1%、中古マンションは45.8%とやや落ちますが単身(一人暮らし)の購入がそれぞれ2割近くありニーズの違いが浮き彫りになってますね。
ポイント2.『住替えを視野に物件購入している人が多い』
『一生一度の大きな買い物』なんて言われていた時代が懐かしいですね(*´∀`)
今はライフスタイルに合わせて不動産売却される方も多いですし、私のお客様でも『住替えで売却の際はよろしくお願いします』とおっしゃっていただいてる方もいます。
『住替え前提での購入』が新築・中古マンションで、ともに5割近く(新築48.3%・中古49.6%)、新築戸建は34.7%・中古戸建27.7%になるそうです。
戸建てのほうが永住思考が強いですがリセールを考えての購入はよりシビアな目線で物件検討するお客様が多くなっていることを示してますよね。
ポイント3.『住まいに対して求めたものはどの世帯も似ている』
単身者が求めたものは『プライベート空間で一人の時間を満喫できること』がトップ
配偶者・パートナー・子供がいる世帯は『家族みんなでくつろげる場所があること』が1位か2位
子供が独立した配偶者・パートナーと2人、二世帯以上はちょっと傾向が変わりますけど、どの世帯も『空間』についてのこだわりが強いですよね。
『広いキッチンで料理を楽しめること』・『家事動線がいい』もランキング上位に多かったですね。
この辺も空間を無駄なく広く使いたいという購入者の気持ちが感じられます。
まとめ
今回、参考にしたのがアットホームのアンケートでしたが、購入検討者のマインドやニーズがよく分かりますよね。
例えば『プライベート空間で一人の時間を満喫できること』や『家族みんなでくつろげる場所があること』は広いリビングや静かで住みやすい環境などへの希望が高いと思いますし、『住み替え前提の購入』は築年数や駅へのアクセスの利便性、建物や室内の状況にもよりシビアな目が向けられることになります。
それに対してご自身の物件がどうかを比較検討して価格設定や販売方法を検討していくのがとても重要だと思います。
私は常に購入検討者のお客様とも接してますので、売却目線だけでなく購入目線からのアドバイスも色々とお話できます。
フラットで客観的な不動産査定やアドバイスをお望みの方はぜひRoom's Barの濱口までご相談ください。
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