悪性リンパ腫から社会復帰(街の不動産やさん)できました!

2017年3月悪性リンパ腫発症~半年間の抗がん剤治療を経て2018年4月再就職(街の不動産やさん)した中年オヤジのブログ

『酷暑の時期にデメリットに受け取られやすいもの』

2024-08-01 09:01:00 | 日記

酷暑真っ只中の8月

 

今月のコラムは『酷暑の時期にデメリットに受け取られやすいもの』です。

マンションでも戸建でもどんな物件でも環境や立地等によって

その物件ごとの『メリット・デメリット』は必ず出てきますが

季節によってもメリット・デメリットが変わる場合もあります。

今回は酷暑のこんな時期ならではの『デメリットに感じ取られやすいもの』を上げてみます。

 

ケース1.『木造はあっつい(汗)』

8月のような猛暑・酷暑の時期の新築戸建の内見は特に感じやすいのがこの『暑さ』

玄関入って『うわ!あっつい』と言われることもしばしば。

年々進む温暖化で容赦なく照りつける太陽に締め切られた室内で

しかも木造となれば断熱性能が進歩していても熱がこもってきっつい暑さになります。

待ち合わせのご案内でしたら早めに行って家中の窓を全開にし通風させておくことは当たり前

それでも汗をかきながらのご案内になりますね

また生活の面でもエアコンなどの電気代が鉄筋のマンションに比べて高くなりがちで

3LDK程度の間取りで年間1万円程度の差が出てるみたいですね。

ネットで検索すると色々なデータが出てますので参考にしてください。

 

 

ケース2.『マンションの角部屋』

普通に通年人気の『角部屋』なんですが酷暑と厳冬の時期だけ嫌われるときがあります。

部屋に2箇所窓があるとどうしても冷気・暖気が逃げていきやすいんで。

築浅になるほど『ペアガラス』や断熱性能も上がってそれほど気にならなくなるとは思いますが。

あとは日当たりが良すぎて角部屋は照り返しがきつくなるのもこの時期、逆に嫌われる場合もありますね。

こういう事もあって私はマンションは『中部屋派』ですね。価格も角部屋より安いですし。

 

ポイント3.『南道路・全室南向きの戸建・マンション』

これも一番人気の条件なんですよ、普段なら。

ところが日差しのきついこの時期、意外と印象悪い時があり

『家の中がずっと暑そうだな』とか『エアコンで電気代がめっちゃかかりそう』とか

まー見事に評価が逆転しちゃう時があります。

冬に行くと『日差しがよく入ってあったか~い』になるんですけどね(^_^;)

温暖化の影響で気温も日差しもどんどんキツくなってきてますので

これから戸建て建築する時は北向きのお部屋も作っておくと

夏場はしのぎやすくなっていいかもしれませんね(冬は寒そうだけど)

同じような感じで『西向き』の物件は何故か通年『西日がきつそう』と嫌われることが多いです。

こうなると『東向き』のお部屋ってこれからすんごく人気が高まってきたりして?

 

まとめ

通年では人気の条件が酷暑のこの時期、デメリットに感じられてしまう事もあります。

涼しくなってくればまた人気になるんですけどね。

でも実際に『最上階角部屋南向きのマンション限定!』って希望してた方が

この時期に希望の通りの物件をご案内したら『暑いからヤダ』って言われて

同じマンションの中部屋のお部屋でご購入いただいた方もいました。

不動産売却にはこのような季節柄も影響があるんだなって覚えていてくれれば嬉しいです。

 

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