花日和 Hana-biyori

新・講談社の絵本

昭和初期に出版されたものの復刻版のようですが、これが非常に味わい深くて素敵です。絵が日本画調で最近の絵本では絶対に見ることの出来ないもの、文章も丁寧な日本語で読んでいて気持ちがいいです。


ただ、まだウチの4歳児には難しい言葉もあるようで、途中でいろいろ質問がありました。
『浦島太郎』にて
「やしなうってなに?」

『宮本武蔵』にて
「たたえるってなに?」
「うちすえるって、うっちゃうんだね?」
「きりすてるって、すてちゃうの?」
「『お(尾)』ってなに?」
など。なるほど日常会話でもテレビでもほとんど聞かない言葉ですな。

「宮本武蔵ってほんとにいた人なんだよ」
と言ったら「エー!」と好い反応。
息子「いまも生きてるの?」
私 「イヤここをみるとさ、いまから420年前にうまれたってあるでしょ」
息子「にじゅうねん育てられたの?」
私 「ううん、だから420年前に生まれてるからもう死んでて、エート、何歳まで生きたんだろうね・・・」
息子「ぅ----!もういいよ!(続きを読んでよ!) 」

あとで考えたら、まだ100年どころか1年すら意味が分かっていない子に420年前と言ってもピンと来るわけがないのでした。「ずーーーとむかしの人」とでも言えばよかったんだわ。
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