うるま市平敷屋に「ワイトゥイ」と呼ばれる切り通しがあります。 切り通しとは山や丘などを掘削して 人が通れるように切り開いた道ですが ここは、長さが約150m、高さが最も高い所で20mもあります。 日本で一番高い切り通しだと聞きました。 長年、急な山道を登り降りしていた村の人たちが この苦難を解消するために断崖を切り開いた農道です。 機械がなかった当時、人力のみで開通させたという事です。 どれだけ大変なことだったでしょう。 人々の難工事の跡が断面に刻まれていて その苦難の歴史を知る上で重要な所です。 (次回は「製糖工場跡」です)