真っ赤なオオベニゴウカン(大紅合歓)(カリアンドラ)を
堪能した後は中城城跡内へ。
城跡内に入るとすぐに
まわりにはたくさんのツワブキの花。
城壁のあちらこちらに咲いています。
中城城跡は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして
世界遺産に登録され、その後、「日本100名城」にも選ばれています。
城が築き始められたのは14世紀中頃、完成したのは1440年と
いわれています。(室町時代)
美しい石積みの城跡とツワブキの花。
自然な感じがいいですね。
ペリー提督一行が「エジプト式」と評した「裏門」の綺麗なアーチ
二の郭の美しい曲線の城壁
ここからは中城湾が一望できます。
三の郭は堂々たる佇まい。
荘厳で圧倒されます。
「ツワブキは、中城城が築城された頃に植えられたと言われている。
いにしえの城跡に咲く一面の黄色い花は、古人も観賞しただろうかという、
郷愁とロマンを感じさせる」(おきなわ花と緑の広場)
今の季節になると同じような情景を見ていたかと思うと
時の流れを超えて古人が近くに感じられますね。