【blogジョジョ】乳がん無治療セルフケア中のLGBTQA当事者日記。

1960年代生,女. 縹(ハナダ)ユミコ。言語を軸に心技体を練り上げる場所。思いを文字に、時間を切りとって画にして。

【ジョジョ】9

2018-08-08 12:31:00 | 乳がんセルフケアと西洋医学
ちょうど十二年前の秋、右胸に現れたガン。
「乳がんは見つけやすい。」「乳がんは痛みがな
い」などなど。違いました。突然現れ、膿み、変
形していました。
放射線化学治療を受けないまま、転院しタモフェ
キシンを飲み、女性ホルモンが着々と減り、自分
が思っていたより早くに、「閉経」していました。

その間、CT造影での観察と、場合に応じての高濃
度VitaminC点滴。ほぼ十年通院して、結局再発。
手術。

メンタルには相当きついものがありました。
十年後にすら再発。しかも手術中に、骨やリンパ
への転移の可能性を示唆されました。
仕事を失い、ある行政のサービスを受けながら、
今の生活は成り立っています。

できるだけびわの葉茶を飲む
できるだけびわの葉温灸をする
できるだけ玄米食にする

医療機関にかかることはなし。
検査すればガンは見つかる。
見つけたガンと、どう向き合うか。

いろいろな方々が発信している、セルフケアの実
践紹介のブログ。
サバイバーの方の書かれた本。

などを参考にした生活をしてきたつもりですが、
多分これは、再発または同じようなところにでき
た新しいガン。
患部はほぼ同じ。
最初のときは、細胞がくたびれ果てたようにグニ
ャリとして、熱を持ち、変色変形をしていました。
家族に言うのが難しかった。とても。
やむを得ずカムアウト。
セカンドオピニオンを待つことなく、温存療法で、
手術。あとは、腫瘍科専門開業医のところに通院。
標準治療のレールには乗る気はしませんでした。

今の患部は、固いです。温灸をすると、柔らかく
なりますが、1日以上柔らかさは持ちません。

父の病状が安定していたら、このまま、温灸と玄
米、びわの葉茶などで、ゆっくり歩んでいきたい。
寿命まで。
ただ、体力は落ちています。右ばかり痛め、左で
かばうので、体のバランスは崩れました。
体幹を作ろうと、ヨガや、ピラティスを自分で取
り入れ自宅療養の日日を続けてきました。

前にも書きましたが、最初の手術が年末で、年賀
状を書くどころではなかったので、全部キャンセ
ル。今の自分がどうしているのかを知らせるのが、
なぜなんでしょうね、嫌でした。

今、悔しいのは、というか、後悔していることは、
自分の家族を作れなかったこと。
この際男性でもいいか、と、婚活したりもしてた
んですよ。笑っちゃいますが。

誰を抱きしめても、誰に抱きしめられても、何も
安心できない。
思い浮かぶのは、最愛の彼女しかなく。
馬鹿なんですね。時間は経過しているのに、思い
出ばかりが色濃くなるだけなのに。

彼女にも今回のことは伝えていないです。伝えた
ところで、何も叶わないですから。そばに居てく
れるわけでもないですから。頼れない。
両親にも、頼れない。ものすごい孤独です。

自宅治療になりすぎて、リラックスして会える人
が減りました。
DVじみた経験をしているので、本当に男性不信が
続いて強固になり、二ー三人しか信じられる男性
は、いません。初めて合う異性に対する警戒心は
非常に強い。

あたしの女友達は、みんな結婚してしまって、(
事実婚含む)、子育ての日日を送っていて、「大
変やなぁ。」としか言えるはずもなく。わたしも
多分そうでしょう。同じ立場なら、迂闊に連絡を
取るのは避けるでしょう。



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今夜、沖縄県知事翁長雄志知事の訃報。
太陽のような方でした。
ご冥福をお祈りします。