あるきにすとの山旅2

クラブ仲間との山行を主に記録として綴っています。お気軽にコメント入れてください

9月14日剱岳。剣山荘〜剱岳そして室堂へ

2019-10-12 20:06:00 | 登山


剱岳2日目となる9月14日。前夜は少しばかり体調が良くなく早くに就寝した為か当日早起きでもさほどの苦にはならなかった。
自分らよりも早くに他の先発隊は出かけてるようで小さな明かりが登山道に灯されている。
皆結構早いよなぁと思いながら自分たちも身支度し剱岳へ向けて出発した。

その前に夜中にトイレに行くため起きたので、ついでにお月様を撮ることにした。写りが良くないですが携帯なので悪しからず。この時の月は中秋の名月でした。


夜明けの空はすでに冬の星座へと移り変わってきていることを感じた。



富山方面の夜景



ヘッデン点けて歩くことに慣れてない二人は足元に気をつけながら慎重に歩いてますが自分はヘッデンと手持ちのライトなので快適に歩きます。振り返れば剣山荘の灯りがポツリ




鹿島槍ヶ岳の方角から明るくなってきました。



振り返れば三山方面も赤くなり始めた


久しぶりに朝の清々しさを味わった


朝の清々しさが気持ちを落ち着かせてもくれる。これから岩との戯れが始まるのだ。






振り返るたびに良い景色だなぁと思えてしまう


八峰と教えてもらいました。
あそこも歩けるのかなぁ?調べてみましょう





陰前剱かな


オブジェと朝日


先へ進んで本峰を捉える。


トラバースしながらの道に連れのさっちゃん久しぶりの岩場のためか少し緊張気かと思いきや余裕の表情でありました。かんちゃんも良い顔してましたよ。


トラバースした道を振り返る



後ろにはガイドロープで降りてくるツアー登る御一行


大した所でもないですが、久々の岩場に気を引き締めているのか。



そしてカニのタテバイへと来ました。先行者たちは既に取り付き登り始めている。次々に登り自分の番が来る鎖は設置されているが、自分は使わずに登ります。高度感もあまり感じず快適な登りでした。素人には丁度良い感じかな。


岩場にもそろそろ飽きてきた。そんな気もしてきます。


歩いてきた尾根を振り返る。見た感じだけでは険しく思えますが、実際歩くのはピークではなく巻道なので難しくはない。


山頂手前から数年前にゆうゆう隊が歩いた早月尾根が見えてきました。ゆうゆう隊が訪れた時には、でんさんとニアミスしてたんだったよなあ。



毛勝方面と教えていただきました



そして賑わう山頂へ着きます。剱岳までの道のりは事前情報よりも思っていたほどのものではなく少しばかりガッカリ感もある。



山頂は狭く人が多いので長居出来そうもないし、何より今日は帰らなければならない。行動食をとり休憩してから下山にかかる。

最後にもう一度祠を撮影


下山し始めではツアーの人とのスライドしながら



今にも落ちそうであるが、グッドバランスで止まっている石


帰りの登り返しはしんどいなぁ。と愚痴りながら帰ります





心に残る景色だねぇ


道端には今年初めて見るトリカブト



剣山荘がようやく見えてきた。ほっとします


剣山荘で昼飯を食らい室堂へ向けて帰ります。ガレがあり足元に気をつけながら


とぼとぼ歩いてここまで来ました


暑さのためかお疲れモードのお二人さん


パノラマで


帰りは雷鳥沢を降ることにしました


テン場は結構な張り具合賑わってますね


幾度となく眺める


テン場からの登りが意外としんどい


再度テン場を見下ろします


ちょっとした池塘の草紅葉


最終のバスには間に合い帰ることができる。
初めての室堂からの景色に感激して充実した山旅でした。































剱岳9月13日室堂〜剣山荘まで

2019-10-08 07:52:00 | 登山

山行日   2019年9月13日〜9月14日

天気  両日とも晴れ

メンバー   さっちゃん   かんちゃん
計3名

行動時間  
 9月13日5時間7分

 9月14日11時間9分(両日共に休憩全て含む)

登山を始めた頃登りたいと思っていた剱岳。
いつのまにかそんな事も自分の気持ちの中から消え去り忘れかけていた。ある日仕事場でかんちゃんと話をしていた中で剱岳へ行くということを聞いてこれ幸いとちゃっかり便乗させてもらったのである。そこで仲間のさっちゃんにも声をかけたところ行きたいとの返事があり3人で剱岳へと行くことになった。さっちゃんは2度目の剱岳のようで、1度目は早月尾根からだったそうだ。カニの縦横を体験してみたいとも言っていたが、岩トレも最近はやってなかったので少し心配もあったけれど、まぁ大丈夫でしょ。

扇沢より入って自身初めての室堂入りとなる。乗り物を4回ほど乗り継ぐが、初めての私はあっちキョロキョロこっちキョロキョロと既にお上りさんだ(笑)


もぐらトンネルか


ダムサイトを歩いて行く展望台もあるようだ。


初めて見る黒部湖に感動





ほうすいちゅぅ〜迫力あるねぇ


全てが初めてなので兎に角私ゃそれだけでもたのしぃ〜


ちょっとした待ち時間があったので写真を撮ることに。一昨年だったかに歩いた針ノ木岳方面の稜線が見えていた。


室堂より歩き始める

ガスが少しだけ湧いてきてるが、どんどん上がっているので天気にも期待が高まる。


室堂からキョロキョロ眺めながら歩いてみくりが池までやってきた。


おぉ!と頷くパノラマが広がる初めて見る景色に感嘆詞しか出てこない。へぇ〜立山は簡単に来ることができ素晴らしい景色を提供してくれる良いところだなと、すっかり気に入りました。


みくりが池を過ぎ相変わらずキョロキョロしながら歩いていると後方に何処かで見覚えのあるお顔。しかし会ったことはないので、はて?どなただったかなぁと考え込む。もしかしてブログ友のゆうゆうさん?と思うけど確信がない。
たまたま電波も入ってたのでその場で直近のゆうゆう隊のブログを見て確信した。思い切って声をかけてみたらやはりそうでした気分的には神に会ったようだ。
というのも私がブログを始めようと思ったのは、ゆうゆうさんやぴろりんさんのブログを読んでからの影響であった。

そんなゆうゆうさんと出会い私は、ど緊張^^;何かに囚われた宇宙人みたいになってしまった(笑)リアルゆみっこさんは大変キュートな女子でした。僅かながらにしか話もできず、先を急がさせていただきます。



サプライズな出会いがあり気持ちも高ぶりながら先へと進む。
こんなナイスな景色がずっと見えているので夢見心地である。



さて剱御前小舎までですが自分らは雷鳥沢の登りではなく大日岳方面のコースを取りました。ガレを登りますが剱御前小舎までがきつかった。


振り返りテン場が遠くになる。


登りながらチングルマの毛並みがゆらゆら揺らいでた。


大日岳の方だったかと・・・


暑くてバテながらの登りで数歩進んでは休むの繰り返しで、騙しながら進む


イワギキョウかと


辛い登りもようやく終えて劔御前小舎までたどり着いた。ここで昼飯とコーラを買い込み休憩とした。
前劔と思うけどアルプスの雄大な景色が素晴らしい。




中休憩も終えたので先へ進むことにします。石ごろな登山道を歩き眼下には剱沢キャンプ場が見える。きっとあの中にぴろりん隊のテントがあったことでしょう。


頭上の剱御前の稜線を見上げながらの歩きとなる。


あちぃあちぃと言いながらようやく剣山荘に辿り着いた。


剣山荘は快適で約5畳くらいの部屋に自分らは3人で泊まることになりました。おまけにシャワーまであるのでこの日の汗を流すことができ快適この上ない。この日は明日に備えて早めの就寝となりました。
続きます・・・