小さな庭の花日記2

ハイジです。手作りのパーゴラやフェンスなどにツルバラを誘引して小さなバラの庭を作っている様子を楽しくブログで綴ってます。

小さな庭のある出来ごと。。。

2019-09-16 20:02:30 | 野鳥観察♪

みなさま、大変ご無沙汰しておりましたm(__)m

庭主のだんなです。

ブログのアップが滞っていて、ご心配をお掛けしてしまっているかもしれませんが、庭主は元気に日々を過ごしております。
皆さまも同じように感じていらっしゃるかもしれませんが、時間が飛ぶように過ぎていくなかで、いろいろな事を夢中でしていると、あっという間に時間が過ぎていてびっくりしてしまいます。

さて、今日は我が家の春から夏の出来事を少し紹介させてください(^^)

私たち夫婦はご存知の通りの鳥好き夫婦なのですが、そんな我が家の庭で去年から今年にかけて冬越しをしてくれた、シジュカラの群れがいたのです。
ヒマワリの種と飲み水を用意しておくと、毎日訪れるようになってくれて、そのうち昼間の大半を我が家の小さな庭で過ごすようになりました。



厳しい冬をなんとか越したシジュウカラたちは、春になると地鳴きから優しい囀りに変わり、気に入った個体同士でカップル誕生です。
慌てて巣箱を再度点検・補修してから、小さな庭のエゴの木に設置したところ、嬉しいことに子育ての場所として選んでくれました(^_-)-☆

群れで冬越ししたシジュウカラたち。ペアが決まり巣作りを開始したので、ペアになった二羽以外のオスは追われてしまいます。
このオスは、追われても怒ったりせずに場所を譲っていたので、庭主は『やさしいオスちゃん』と呼んでいたのですが、一羽でヒマワリを食べている時に、素敵なメスちゃんが見つかるといいね。と話しかけていたそうです。
しばらくは、ペアの留守中に静かにヒマワリの種を食べていましたが、そのうちに姿が見えなくなりました。

そして、小さな庭で巣作りを開始したシジュウカラペアにも、庭主はやはり名前を付けていました(笑)
『おおらかなオスちゃん』と『しっかりもののメスちゃん』です。
オスの方は、いつもヒマワリの種を食べていて、私たちが近くにいても気にしないでコンコンしています(笑)
メスの方は、自分の体の三分の一くらいの大きさの巣作りの材料をどこからか探してきて、周りを警戒しながら巣箱に運び入れます。



でも、驚いたことに、巣作りはメスだけの仕事と言われているようですが、おおらかなオスちゃんはメスちゃんに促されて手伝うのでした!これにはびっくり!!
フカフカの苔や、モフモフした動物の毛を夫婦でせっせと運んでいたシジュウカラペアですが、そのうちメスが巣箱の中にいる時間が多くなり。。。

これはいよいよ産卵が始まったんだね、と私たち。
シジュウカラは、毎朝ひとつづつ卵を産んで、孵化のタイミングを合わせるため、揃ったところで抱卵を始めるのでした。

ところで、鳥好き夫婦の私たちは、シジュウカラ夫婦よりテンパっております( ̄▽ ̄;)
私などは、朝はやく起きだして、まず家の中から巣箱を確認し、さらには庭に出て確認をし、水とヒマワリをあげて、またしても庭をうろうろ。。。
しかし、この行動がまだ序章だとは、この時点では当の本人もまったく気づいていませんでした。。。



そうこうしながら何日経ったことでしょうか、巣箱の様子を見ながら、庭からの音に耳を澄ませていると、ほんの小さい声ですがシジュウカラのヒナの鳴き声が聞こえます。
二人とも息をひそめながら、ダンボの耳で再度様子をうかがいます。
するとオスが虫を巣箱にはこんできました。
これは、抱卵中のメスにプレゼントなんですね。それをメスがヒナたちに与えるのでしょう。
数日後、メスも巣箱から出てきてペアで虫を捕まえてくるころになると、ヒナたちの可愛い鳴き声がはっきりと聞こえてくるようになりました(#^^#)

こうなると、私は鳥ばかオヤジとなり、早起きも庭の確認もさらにモードが一段階上がってます。やばいです(;゚Д゚)
しかし、まだこれからギアが上がることに( ̄ー ̄)

我が家の小さな庭で子育てしてくれたシジュウカラ夫婦は、これまでに何組だったでしょうか。
その度に、早朝から日暮れまで、懸命にヒナたちのために餌を運ぶ姿を見るにつけ、胸を打たれました。
子育ての時期は、日中は日射しが強く気温も上がり暑さのせいか親鳥たちはクチバシを開けています。
それでも、ひっきりなしに虫を捕まえてきては巣穴に入るので、鳥にとって大切な羽も乱れがちです。
自分たちは食べているのか心配になります。


日が暮れるころ、ようやくメスが巣箱に入りヒナたちと一緒に眠るのですが、その後も暗くなるまでオスは餌を運んでくるのでした。
そして、我が家のベランダでヒマワリの種を数粒食べてから、ねぐらに飛んでいくのですが、翌朝には明るくなり初めるとすぐにメスとヒナたちのもとにやってきて、メスを呼びます。
ほんとうに優しいさえずりなのですが、それを聞いてメスが巣箱から出てきて、仲良く二羽で飛んでいきます。

そんなシジュウカラ夫婦をみていると、我身を振り返ること、しばしばでした。
庭主も、数年前に我が家に来てくれたシジュウカラ夫婦のオスが、暗くなるまで巣箱をじっと見守ってから飛んでいく姿に感銘をうけていたのを想い出します。

そんな毎日が数日続くと、小さかったヒナたちの鳴き声が次第に大きくなって、家の中にも聞こえるようになります。
鳥ばかオヤジはと言いますと、日の出前に起きだしまして、庭に出てさらにパトロール強化週間です。

実は、これにはオヤジなりの理由があるのですが、とっても長くなってしまいましたので、後日につづきます。