小さな庭の花日記2

ハイジです。手作りのパーゴラやフェンスなどにツルバラを誘引して小さなバラの庭を作っている様子を楽しくブログで綴ってます。

シジュウカラのヒナ巣立ち。 その4

2019-09-29 21:55:33 | 野鳥観察♪
みなさま、このところ度々登場のだんなです。

今回も少しばかり?おつきあいくださいm(__)m

さて、おおらかなオスちゃん&しっかりもののメスちゃん夫婦は、以前にも増して大忙しです。
ヒナたちの鳴き声は日に日に大きくなり、窓を閉めてあっても家の中まで聞こえてくるようになりました。



もう朝の5時前には明るくなってきますので、早くから親鳥たちはエサを運んできます。
親鳥が巣箱の近くに止まると、ヒナたちは元気な声でエサをねだるのですが、これが鳥バカおやじの目覚ましになり、ムクっと起きると外の様子を見ながら静かに外に出ます。
そして、まず小さな庭を確認しながら一周して、さらに近所をパトロールです。
そうしていると、私の姿を見つけて、おおらかなオスちゃんが飛んできて挨拶してくれるのですが、飛んでくるさまはほんとうに可愛いのです。



こんな私でも、見張り役として認めてくれるのか、私が近くに居てもポーチのヒマワリの種をコンコンと食べ始めます。
そんなシジュウカラの信頼に少しでも応えるべく、さらに周囲に向けて目をこらします。
ご近所に巣をかけている子育て中のツバメファミリー周辺も、何件か同時に見回るのですが、やはりツバメの親も私のすぐそばを飛んで挨拶してくれます。
3週間も続けて日の出前から起きだしてウロウロしていると、野鳥たちもなんとなく見守っているのかな?と認知してくれたのでしょうか(笑)
しかし、ここは人間社会でありますので、もうじゅうぶんあやしいのですがラジオ体操やらストレッチしながら、なんとか取り繕っているのでした( ̄▽ ̄)



シジュウカラのヒナは通常20日前後で巣立つということなので、私たちは気が気ではありません。
出来るならば、巣立ちに立ち会って少しでも見守りたい!私たち夫婦はカレンダーと天気予報と、にらめっこしながら過ごす毎日です。
ちょうど孵化から20日目位が日曜日だったので、もしやと思いながら見守りましたが、巣立ちはありませんでした。

こうなると、出勤する時は、ふたりとも後ろ髪をひかれる思いで巣箱を見やります。
もし巣立つならば、シジュウカラ夫婦とヒナたちの巣立ちが無事であるようにと祈りながら家を出るのでした。
そんな日が数日つづいたある日、その時がやってきました。

孵化してから20日をだいぶ過ぎていましたので、おおらかなオスちゃんらしく巣立ちもゆっくりなんだね~と、自分たちにも言い聞かせるようにしていた私達。
やはり出掛ける時は気掛かりでしたが、健気に頑張るオスちゃん&メスちゃん&ヒナちゃんたちに見習って、私達も頑張ろう!と出勤です。

ちょうどその日は、庭主(妻)は仕事が早く終わりお昼過ぎに帰宅できたので、真っ先に巣箱の様子をうかがうと...元気に鳴くヒナたちの声が。
今までの歴代のシジュウカラファミリーは午前中の巣立ちでしたので、ひとまず明日以降の巣立ちかな、と庭主は思ったそうです。
それでも念のために、巣箱が正面に見えるポーチに椅子を置いて見守り隊をすることにしたのでした。

シジュウカラの親鳥がヒナたちにエサをあげる時のさえずりは、ほんとうに優しい声で、それにこたえるヒナたちの鳴き声も、ほんとうに可愛いものです。
そんな二重奏を聞いているうちに、庭主はポーチですっかり眠り込んでしまったそうです。いわく、アルファ波が出たみたい(笑)



そして、いつもより賑やかな声に目を覚ました庭主は、びっくり!!!巣穴からヒナが顔をのぞかせているではないですか。
「はじめまして、庭主ですよ~」「お父さんとお母さんがくるまで、まだ巣の中に居てね~」と話しかけていたそのとき、親鳥が近くの枝にとまってヒナたちをうながすと、最初の1羽が巣穴から飛び立ちました。
そしてなんと、庭主の真上にあるバラの枝に着地!あわてふためく庭主を尻目に、まるで庭主を目印にするかのように、2羽3羽4羽と次々に巣立つヒナたち( ̄▽ ̄;)
気を取りなおして、自分の周りの巣立ったヒナたちを数えると、ほんの20分ほどで、なんと9羽のヒナたちが巣から飛び立ったのでした。
おめでとう!ぱちぱち。

わたしたちも巣穴の向きを決める際に、ヒナたちが巣立った時に止まる場所として、ポーチにつるバラの枝を誘引したり長い木の枝を何本か渡しておいたのですが、まさにその場所に向かって飛んできてくれたヒナたちに庭主はすっかり囲まれることになりました(笑)
庭主はヒナたちの声が大きくなった頃から、巣箱にむかって毎日話しかけていたそうですが、そのせいかヒナたちは庭主の周りでこわがりもせず無邪気に鳴いています。
親鳥たちも、庭主がいてもまったく気にする様子もなく、エサをねだるヒナたちのために交代で飛んで行っては虫をとってきてヒナたちに与えていたそうです。
「きっと、親鳥たちは、乳母としてヒナたちを任せてくれたんだね」と後日わらって話したものでした。



そんななかで、庭主が今でも思い出して微笑ましく思えることは、ヒナたちが巣箱からつぎつぎと飛びだして来て、てんやわんやの時に、ふと目を向けるとそこには、大好きなヒマワリの種を食べているオスちゃん。
正念場をむかえているのだけれど、「大好きなヒマワリの種をたべて、落ち着け!自分」という感じだったのか?さすが、おおらかなオスちゃんです(笑)

さて、シジュウカラファミリー&乳母(妻)。
一息つく間もなく、さらにドラマが展開されるのでした。

待て次号。

シジュウカラの巣立ち(回想)その3

2019-09-24 21:04:11 | 野鳥観察♪
こんばんは、庭主のだんなです。
引き続き、シジュウカラ夫婦を見守る隊の話にお付き合いくださいm(__)m

シジュウカラのヒナ達の巣立ちの日が近づいてくるにつけ、私たちの夫婦は楽しみ半分、心配半分でした。
何故かといえば、これまでのシジュウカラの巣立ちを見守った時の巣立ちの様子が、記憶にのこっていたからです。

どんな野鳥の巣立ちもそうだと思いますが、シジュウカラの巣立ちも本当に感動的です。
まだ柔らかい産毛につつまれた可愛らしいヒナたちが、一羽また一羽と巣穴から顔を出してエイっ!と思いきって飛び出してくるのですが、その姿は見守る私たちもおめでとう!と声をかけずにはいられない健気さがあります。

親鳥たちは、とにかく大忙し。
巣立ったヒナたちを確認しながら、まだ巣箱にいるヒナたちを外においで!と誘導しなければなりません。
お腹が空いたよ~と鳴くヒナたちに、エサになる虫を見つけてきて与えなくてはなりません。



いちばん大変なのは、巣の外のヒナたちがファサファサと言いますが、人間でいうとヨチヨチという感じで、てんでばらばらに飛んで行ってしまうことです。
飛ぶことに慣れていないヒナたちは、羽ばたいてみたものの止まり方も曲がり方も分かりません。
壁にこつんと当ったり、隣家のくるまの屋根に降りたり、フェンスに必死でつかまったり。
でも、そのあとは自分でもどうしていいかわからない様子で、じっとしているヒナがほとんどです。
こうなると親鳥たちは、一羽一羽のヒナのもとに飛んでいき、集合!の鳴き声や、こっちですよ~おいで。というようなとても優しいさえずりをしたりしながら、ヒナたちを一か所に集めようとします。



すべてのヒナたちが巣箱から出て、おもいおもいに飛んで行ってしまうヒナたちを一か所に集合させて、翌朝まで過ごす寝場所まで親子でたどり着くのは、とても時間がかかりますのでそれはそれは大変です。
巣立ちのたびに私たちは、ヒナたちがいる場所に車が走ってこないか、危ないところにヒナが飛んでいっていないか見守ることくらいしか出来ずあたふたするばかり。

それでも、親鳥たちが懸命に集合を掛け、ヒナたちもそれに応えて一生懸命にお父さんとお母さんのもとに飛んで行く様は、何度観ても胸が熱くなる光景です。


さてさて、今回のシジュウカラ親子の巣立ちはどうだったのでしょう。。。

おおらかなオスちゃん&しっかりもののメスちゃん夫婦は、庭主が見守るなか、可愛いヒナたちを立派に巣立たせることができました。

その様子をお伝えしたいのですが、と~っても長くなりますので後日あらためて紹介させていただきます。

実家の部屋でくつろげるように。。。♡

2019-09-23 21:40:45 | 暮らし
実家の部屋でくつろげるように、実家の自分のお部屋も断捨離中です☆

そんなわけで、今回、持ち帰ってきたもの。。。


それはジグゾーパズルです☆


一時、パズルにハマっていた私。。。


1000ピースにも挑戦していました♪
捨てるには忍びないので、リサイクルに持っていく予定です。。。。


たくさんの雑貨を持ち帰ってきた中で、お気に入りのイラストが描かれている下敷きを発見♡

『ローラ』や『アン』の様に見える女の子が好きでした♡(笑)


ずっと探していた下敷きをピカピカにして、飾ってみましたよ~♪
コチラは残すものとします♡


さて♪
今回のお休みを利用して行った作業があります。。。。
それは、ずっとそのままにしていた学生時代の手紙&ハガキ。


小学校時代には文通などをしていたり、学生時代は多くの友人たちとのお手紙のやりとりをしていたので膨大な数でした。。。


たくさんのお手紙を、当時のことをなつかしく思い出しながら整理しました。。。
思春期ならではの悩みがあったなかで、一生懸命だったな~と。。。懐かしさもあり、自分自身を見つめ直す、良い機会になりました。


そんなわけで、なんと丸二日間もかかってしまいましたが、カゴの中も空になり、心も軽やかになりましたぁ~☆


嬉しい発見も♡
記憶から消えていた、父からの入学祝い電報が出てきました。


親元を離れた頃、荷物と一緒に、母からの手紙が入っていたことも思い出しました。
読み返すと、泣き笑いになってしまう内容でした。。。。
もちろん、これらは大切に保管♡


今回も、こっそり荷物を持ち帰って来ているので、母は知りません。。。(笑)

(※モノを捨てるのに抵抗のある年齢なので・・・)

それでも、私はすっきりした空間づくりを目標に、実家にいくたびがんばってま~す( *´艸`)





小さな庭の出来事。。。 その2

2019-09-20 21:28:28 | 野鳥観察♪
みなさま、庭主のだんなです。

小さな庭のある出来ごと。。。の続きです。
前回は、何故に私がシジュウカラ夫婦の子育てを少しでも見守りたいと思ったのか?というところまででした。

春から夏にかけては、シジュウカラに限らず、たくさんの小鳥が同じ時期に子育てをします。
この時は、木々も緑の葉を繁らせ、花も咲いて鳥たちのさえずりも聞こえ、とても素晴らしい季節です。。。
でも、子育て中の親鳥や、可愛らしいヒナたちにとって、実はこの時期が最も無防備になりがちで危険だということを、実感した私たちなのでした。


では、何がシジュカラはじめ小鳥たち親子にとって危険なのか。。。それはモズです。


一般に天敵というと、カラスや大型の猛禽類を思い浮かべますが、カラスやタカなどがたまにテリトリーに入ってくると、小鳥たちは一斉に警戒音を発して安全な場所に身を潜めます。
しかしモズは、大型の鳥ではなくてスズメより一回りか二回り大きいだけなので、パッと見だけでは普通の小鳥に見えないこともないです。
でも、猛禽類に分別されていて、動きもすばやくて、大型の鳥と違って木の枝に潜んでいると、近くにくるまでなかなか分かりません。

そんなモズが、シジュウカラ夫婦の子育てが進むのと機を合わせるかのように、我が家の庭にもたびたび出没するようになったのです。
ご近所には何件かツバメが巣をかけているお宅もあるので、それと合わせて様子を見にきているのでした。

そんな、ある早朝、シジュウカラやツバメが騒がしく鳴いています!
窓から様子をうかがうと、近くの電線にモズが止まっており、ツバメ夫婦が体当たりをしているではないですか!傍ではシジュウカラ夫婦も警戒の鳴き声を必死にあげています。
あわてて外にでて電線の下までいくとモズは飛び去りましたが、このあと何度もやって来るようになったのです。

いくらモズが猛禽類の中では小型といっても、小鳥の中でも小型の部類のシジュウカラに比すれば大きいですし、強力な嘴を持っています。
それでも、シジュウカラは巣箱のなかのヒナたちを守るために、勇敢にも立ち向かうのでした。

モズも同じように子育て中なのかもしれませんし、自然の摂理でもあるのでしょう。

でも、同じ敷地で暮らす者どうしです。手をかしてください!と頼まれるならば、できる範囲で応えようと思いました。
そうなんです、最初は気づきませんでしたが、私たち夫婦にシジュウカラ夫婦からのSOS依頼があることが分かったのです。

ところで、シジュウカラについて少し皆さまに知っていただきたいことがあるのです。
それはシジュウカラは文法を理解するということなんです。
京都大学の生態学研究センターの鈴木俊貴さんが発表して、学界でも大きな反響があった研究なのですが。
下記の文章は、鈴木俊貴さんの文章です。

『シジュウカラは、異なる意味を持つ鳴き声(単語)を文法に従って組み合わせ、文章をつくることが知られるヒト以外で唯一の動物です。
本研究グループは、同種・他種の鳴き声から合成した人工的な音列を聞かせることで、シジュウカラが初めて聞いた文章であっても文法構造を正しく認識し、単語から派生する文意を理解する能力をもつことを明らかにしました。
ヒトは文法を用いて新しい文章や多言語が混在した文章からでも意味を理解することができますが、この能力がヒト以外の動物において確認されたのは今回が初めてです。本研究成果は、文法能力の柔軟性を動物において初めて明らかにしただけでなく、私たちの言語がどのようにして進化したのか解き明かす上でも重要な発見です。』

例えば、前述の鈴木俊貴さんは、自身のウェブサイトでこうおっしゃっています。
『スズメはシジュウカラ語がわかるみたいだ。シジュウカラの普段の声には何にも反応しないけど「タカがきた!」って声を聞くと一目散に飛んで逃げる。たぶん学習してるんだろな。スズメはすごい!論文化して発表しよう。』

シジュウカラの ジジジ という鳴き声が 集合!! という意味を持つことは鈴木さんが教えてくれたのですが、本当に我が家の庭でシジュウカラがジジジと鳴くとスズメが集まってきました。
それはエサを食べたり水を飲んだりする時は無防備になりやすいので、たくさんの個体が集まる方が安全だからなんですね。


ある時、シジュウカラ夫婦が近くの電線でジジジと集合を掛けていました、その声を聴いて様子をうかがうと近くにスズメたちはいません。
巣箱の近くでもないし、他の小鳥たちもいないし、どうしたんだろう?と不思議に思い近寄っていき、どうしたの?と聞くと、シジュウカラはこちらを見ながら少し移動します。
ん?と思って後を追うと、シジュウカラは鳴きながらまた少し移動します。それを何度か繰り返すと、なんとその先にはモズがいたのです!
我が家の庭では、鳥ばかオヤジのパトロール強化でモズを見掛けなくなったので、すこし安心していた矢先でした。

巣箱の周りだけを見ていた自分の不明を恥じ、パトロール範囲を広げることにし、さらにシジュウカラの遠くの鳴き声にも注意を払うことにした私たちでした。

こうして視点を広げると、シジュウカラだけでなくツバメたちもスズメたちも警戒音を発していることに気づきます。
そのたびに近くに行ってみると、そこにはモズがいるではありませんか!どうも何組かのモズがいるようです。
ツバメの巣からもヒナたちの鳴き声が聞こえ、シジュウカラのヒナたちの巣立ちの日も近づいて来るにつけ、モズの襲来の頻度も増加します。

あちらこちらで小鳥たちの警戒の鳴き声が聞こえ、ツバメたちの必死のアタックが繰り返されます。シジュウカラからの要請も。
そのたびに、鳥ばかオヤジがおっとり刀で現場に急行?するわけですが、年齢も考えて足腰に負担がかからないようジョギングシューズを履いてダッシュです!

それにしても、事情をご存じないご近所の方々は、さぞかし???と思われたことでしょう(;一_一)

しかし、ここまで来たら見守り隊は続けなければなりません。

続きます。

新 旧 ♪

2019-09-18 20:49:33 | 暮らし

かれこれ一年前から、洗濯機をリサーチしていた私。
っというのも。。。。
10年以上頑張ってくれていた洗濯機も、一度モーターを交換した後、いつまた壊れてしまうかもっという不安があったからです(・_・;)・・・


先月、たまたま立ち寄った電気屋さんで、予算内に見合った洗濯機を発見!!

今まで、長い期間がんばって働いてくれた洗濯機に感謝しながらお別れを。。。。

そして、新しい洗濯機をおむかえしました( *´艸`)♡


インバーター機能は、節水効果もあって、音も静かで、嬉しいことに洗濯槽の自動洗浄もあります♪

おかげで、心も洗濯物もスッキリ(*^-^*)

今まで以上に楽しく家事ができています(^_-)-☆