みなさま、このところ度々登場のだんなです。
今回も少しばかり?おつきあいくださいm(__)m
さて、おおらかなオスちゃん&しっかりもののメスちゃん夫婦は、以前にも増して大忙しです。
ヒナたちの鳴き声は日に日に大きくなり、窓を閉めてあっても家の中まで聞こえてくるようになりました。
もう朝の5時前には明るくなってきますので、早くから親鳥たちはエサを運んできます。
親鳥が巣箱の近くに止まると、ヒナたちは元気な声でエサをねだるのですが、これが鳥バカおやじの目覚ましになり、ムクっと起きると外の様子を見ながら静かに外に出ます。
そして、まず小さな庭を確認しながら一周して、さらに近所をパトロールです。
そうしていると、私の姿を見つけて、おおらかなオスちゃんが飛んできて挨拶してくれるのですが、飛んでくるさまはほんとうに可愛いのです。
こんな私でも、見張り役として認めてくれるのか、私が近くに居てもポーチのヒマワリの種をコンコンと食べ始めます。
そんなシジュウカラの信頼に少しでも応えるべく、さらに周囲に向けて目をこらします。
ご近所に巣をかけている子育て中のツバメファミリー周辺も、何件か同時に見回るのですが、やはりツバメの親も私のすぐそばを飛んで挨拶してくれます。
3週間も続けて日の出前から起きだしてウロウロしていると、野鳥たちもなんとなく見守っているのかな?と認知してくれたのでしょうか(笑)
しかし、ここは人間社会でありますので、もうじゅうぶんあやしいのですがラジオ体操やらストレッチしながら、なんとか取り繕っているのでした( ̄▽ ̄)
シジュウカラのヒナは通常20日前後で巣立つということなので、私たちは気が気ではありません。
出来るならば、巣立ちに立ち会って少しでも見守りたい!私たち夫婦はカレンダーと天気予報と、にらめっこしながら過ごす毎日です。
ちょうど孵化から20日目位が日曜日だったので、もしやと思いながら見守りましたが、巣立ちはありませんでした。
こうなると、出勤する時は、ふたりとも後ろ髪をひかれる思いで巣箱を見やります。
もし巣立つならば、シジュウカラ夫婦とヒナたちの巣立ちが無事であるようにと祈りながら家を出るのでした。
そんな日が数日つづいたある日、その時がやってきました。
孵化してから20日をだいぶ過ぎていましたので、おおらかなオスちゃんらしく巣立ちもゆっくりなんだね~と、自分たちにも言い聞かせるようにしていた私達。
やはり出掛ける時は気掛かりでしたが、健気に頑張るオスちゃん&メスちゃん&ヒナちゃんたちに見習って、私達も頑張ろう!と出勤です。
ちょうどその日は、庭主(妻)は仕事が早く終わりお昼過ぎに帰宅できたので、真っ先に巣箱の様子をうかがうと...元気に鳴くヒナたちの声が。
今までの歴代のシジュウカラファミリーは午前中の巣立ちでしたので、ひとまず明日以降の巣立ちかな、と庭主は思ったそうです。
それでも念のために、巣箱が正面に見えるポーチに椅子を置いて見守り隊をすることにしたのでした。
シジュウカラの親鳥がヒナたちにエサをあげる時のさえずりは、ほんとうに優しい声で、それにこたえるヒナたちの鳴き声も、ほんとうに可愛いものです。
そんな二重奏を聞いているうちに、庭主はポーチですっかり眠り込んでしまったそうです。いわく、アルファ波が出たみたい(笑)
そして、いつもより賑やかな声に目を覚ました庭主は、びっくり!!!巣穴からヒナが顔をのぞかせているではないですか。
「はじめまして、庭主ですよ~」「お父さんとお母さんがくるまで、まだ巣の中に居てね~」と話しかけていたそのとき、親鳥が近くの枝にとまってヒナたちをうながすと、最初の1羽が巣穴から飛び立ちました。
そしてなんと、庭主の真上にあるバラの枝に着地!あわてふためく庭主を尻目に、まるで庭主を目印にするかのように、2羽3羽4羽と次々に巣立つヒナたち( ̄▽ ̄;)
気を取りなおして、自分の周りの巣立ったヒナたちを数えると、ほんの20分ほどで、なんと9羽のヒナたちが巣から飛び立ったのでした。
おめでとう!ぱちぱち。
わたしたちも巣穴の向きを決める際に、ヒナたちが巣立った時に止まる場所として、ポーチにつるバラの枝を誘引したり長い木の枝を何本か渡しておいたのですが、まさにその場所に向かって飛んできてくれたヒナたちに庭主はすっかり囲まれることになりました(笑)
庭主はヒナたちの声が大きくなった頃から、巣箱にむかって毎日話しかけていたそうですが、そのせいかヒナたちは庭主の周りでこわがりもせず無邪気に鳴いています。
親鳥たちも、庭主がいてもまったく気にする様子もなく、エサをねだるヒナたちのために交代で飛んで行っては虫をとってきてヒナたちに与えていたそうです。
「きっと、親鳥たちは、乳母としてヒナたちを任せてくれたんだね」と後日わらって話したものでした。
そんななかで、庭主が今でも思い出して微笑ましく思えることは、ヒナたちが巣箱からつぎつぎと飛びだして来て、てんやわんやの時に、ふと目を向けるとそこには、大好きなヒマワリの種を食べているオスちゃん。
正念場をむかえているのだけれど、「大好きなヒマワリの種をたべて、落ち着け!自分」という感じだったのか?さすが、おおらかなオスちゃんです(笑)
さて、シジュウカラファミリー&乳母(妻)。
一息つく間もなく、さらにドラマが展開されるのでした。
待て次号。
今回も少しばかり?おつきあいくださいm(__)m
さて、おおらかなオスちゃん&しっかりもののメスちゃん夫婦は、以前にも増して大忙しです。
ヒナたちの鳴き声は日に日に大きくなり、窓を閉めてあっても家の中まで聞こえてくるようになりました。
もう朝の5時前には明るくなってきますので、早くから親鳥たちはエサを運んできます。
親鳥が巣箱の近くに止まると、ヒナたちは元気な声でエサをねだるのですが、これが鳥バカおやじの目覚ましになり、ムクっと起きると外の様子を見ながら静かに外に出ます。
そして、まず小さな庭を確認しながら一周して、さらに近所をパトロールです。
そうしていると、私の姿を見つけて、おおらかなオスちゃんが飛んできて挨拶してくれるのですが、飛んでくるさまはほんとうに可愛いのです。
こんな私でも、見張り役として認めてくれるのか、私が近くに居てもポーチのヒマワリの種をコンコンと食べ始めます。
そんなシジュウカラの信頼に少しでも応えるべく、さらに周囲に向けて目をこらします。
ご近所に巣をかけている子育て中のツバメファミリー周辺も、何件か同時に見回るのですが、やはりツバメの親も私のすぐそばを飛んで挨拶してくれます。
3週間も続けて日の出前から起きだしてウロウロしていると、野鳥たちもなんとなく見守っているのかな?と認知してくれたのでしょうか(笑)
しかし、ここは人間社会でありますので、もうじゅうぶんあやしいのですがラジオ体操やらストレッチしながら、なんとか取り繕っているのでした( ̄▽ ̄)
シジュウカラのヒナは通常20日前後で巣立つということなので、私たちは気が気ではありません。
出来るならば、巣立ちに立ち会って少しでも見守りたい!私たち夫婦はカレンダーと天気予報と、にらめっこしながら過ごす毎日です。
ちょうど孵化から20日目位が日曜日だったので、もしやと思いながら見守りましたが、巣立ちはありませんでした。
こうなると、出勤する時は、ふたりとも後ろ髪をひかれる思いで巣箱を見やります。
もし巣立つならば、シジュウカラ夫婦とヒナたちの巣立ちが無事であるようにと祈りながら家を出るのでした。
そんな日が数日つづいたある日、その時がやってきました。
孵化してから20日をだいぶ過ぎていましたので、おおらかなオスちゃんらしく巣立ちもゆっくりなんだね~と、自分たちにも言い聞かせるようにしていた私達。
やはり出掛ける時は気掛かりでしたが、健気に頑張るオスちゃん&メスちゃん&ヒナちゃんたちに見習って、私達も頑張ろう!と出勤です。
ちょうどその日は、庭主(妻)は仕事が早く終わりお昼過ぎに帰宅できたので、真っ先に巣箱の様子をうかがうと...元気に鳴くヒナたちの声が。
今までの歴代のシジュウカラファミリーは午前中の巣立ちでしたので、ひとまず明日以降の巣立ちかな、と庭主は思ったそうです。
それでも念のために、巣箱が正面に見えるポーチに椅子を置いて見守り隊をすることにしたのでした。
シジュウカラの親鳥がヒナたちにエサをあげる時のさえずりは、ほんとうに優しい声で、それにこたえるヒナたちの鳴き声も、ほんとうに可愛いものです。
そんな二重奏を聞いているうちに、庭主はポーチですっかり眠り込んでしまったそうです。いわく、アルファ波が出たみたい(笑)
そして、いつもより賑やかな声に目を覚ました庭主は、びっくり!!!巣穴からヒナが顔をのぞかせているではないですか。
「はじめまして、庭主ですよ~」「お父さんとお母さんがくるまで、まだ巣の中に居てね~」と話しかけていたそのとき、親鳥が近くの枝にとまってヒナたちをうながすと、最初の1羽が巣穴から飛び立ちました。
そしてなんと、庭主の真上にあるバラの枝に着地!あわてふためく庭主を尻目に、まるで庭主を目印にするかのように、2羽3羽4羽と次々に巣立つヒナたち( ̄▽ ̄;)
気を取りなおして、自分の周りの巣立ったヒナたちを数えると、ほんの20分ほどで、なんと9羽のヒナたちが巣から飛び立ったのでした。
おめでとう!ぱちぱち。
わたしたちも巣穴の向きを決める際に、ヒナたちが巣立った時に止まる場所として、ポーチにつるバラの枝を誘引したり長い木の枝を何本か渡しておいたのですが、まさにその場所に向かって飛んできてくれたヒナたちに庭主はすっかり囲まれることになりました(笑)
庭主はヒナたちの声が大きくなった頃から、巣箱にむかって毎日話しかけていたそうですが、そのせいかヒナたちは庭主の周りでこわがりもせず無邪気に鳴いています。
親鳥たちも、庭主がいてもまったく気にする様子もなく、エサをねだるヒナたちのために交代で飛んで行っては虫をとってきてヒナたちに与えていたそうです。
「きっと、親鳥たちは、乳母としてヒナたちを任せてくれたんだね」と後日わらって話したものでした。
そんななかで、庭主が今でも思い出して微笑ましく思えることは、ヒナたちが巣箱からつぎつぎと飛びだして来て、てんやわんやの時に、ふと目を向けるとそこには、大好きなヒマワリの種を食べているオスちゃん。
正念場をむかえているのだけれど、「大好きなヒマワリの種をたべて、落ち着け!自分」という感じだったのか?さすが、おおらかなオスちゃんです(笑)
さて、シジュウカラファミリー&乳母(妻)。
一息つく間もなく、さらにドラマが展開されるのでした。
待て次号。