小さな庭の花日記2

ハイジです。手作りのパーゴラやフェンスなどにツルバラを誘引して小さなバラの庭を作っている様子を楽しくブログで綴ってます。

シジュウカラの巣立ち(回想)その3

2019-09-24 21:04:11 | 野鳥観察♪
こんばんは、庭主のだんなです。
引き続き、シジュウカラ夫婦を見守る隊の話にお付き合いくださいm(__)m

シジュウカラのヒナ達の巣立ちの日が近づいてくるにつけ、私たちの夫婦は楽しみ半分、心配半分でした。
何故かといえば、これまでのシジュウカラの巣立ちを見守った時の巣立ちの様子が、記憶にのこっていたからです。

どんな野鳥の巣立ちもそうだと思いますが、シジュウカラの巣立ちも本当に感動的です。
まだ柔らかい産毛につつまれた可愛らしいヒナたちが、一羽また一羽と巣穴から顔を出してエイっ!と思いきって飛び出してくるのですが、その姿は見守る私たちもおめでとう!と声をかけずにはいられない健気さがあります。

親鳥たちは、とにかく大忙し。
巣立ったヒナたちを確認しながら、まだ巣箱にいるヒナたちを外においで!と誘導しなければなりません。
お腹が空いたよ~と鳴くヒナたちに、エサになる虫を見つけてきて与えなくてはなりません。



いちばん大変なのは、巣の外のヒナたちがファサファサと言いますが、人間でいうとヨチヨチという感じで、てんでばらばらに飛んで行ってしまうことです。
飛ぶことに慣れていないヒナたちは、羽ばたいてみたものの止まり方も曲がり方も分かりません。
壁にこつんと当ったり、隣家のくるまの屋根に降りたり、フェンスに必死でつかまったり。
でも、そのあとは自分でもどうしていいかわからない様子で、じっとしているヒナがほとんどです。
こうなると親鳥たちは、一羽一羽のヒナのもとに飛んでいき、集合!の鳴き声や、こっちですよ~おいで。というようなとても優しいさえずりをしたりしながら、ヒナたちを一か所に集めようとします。



すべてのヒナたちが巣箱から出て、おもいおもいに飛んで行ってしまうヒナたちを一か所に集合させて、翌朝まで過ごす寝場所まで親子でたどり着くのは、とても時間がかかりますのでそれはそれは大変です。
巣立ちのたびに私たちは、ヒナたちがいる場所に車が走ってこないか、危ないところにヒナが飛んでいっていないか見守ることくらいしか出来ずあたふたするばかり。

それでも、親鳥たちが懸命に集合を掛け、ヒナたちもそれに応えて一生懸命にお父さんとお母さんのもとに飛んで行く様は、何度観ても胸が熱くなる光景です。


さてさて、今回のシジュウカラ親子の巣立ちはどうだったのでしょう。。。

おおらかなオスちゃん&しっかりもののメスちゃん夫婦は、庭主が見守るなか、可愛いヒナたちを立派に巣立たせることができました。

その様子をお伝えしたいのですが、と~っても長くなりますので後日あらためて紹介させていただきます。