here and now

友人

ふだんの生活では

私、ひとりでいることのほうが好きです。

 

生まれた時から、一人っ子で

ほかに子どもがいなかったから

いつもひとりで

自分と向き合っている時間が

たっぷりあって

ひとりが平気で気楽です。

 

ただ

ひとと、こころをふれあわすことは大好きです。

 

こころをふれあわすなどと、むずかしく考えずに

他の人たちとポンポン会話を交わすというのは苦手です。

距離感が読めず

間がつかめず

ぎこちないです。

 

カウンセリングの世界では

ファシリテーターというお役目の人がいます。

ファシリテーターとは、

そこに集まった人たちが

自由に、安心して

自分の思いが話せるような

雰囲気を自分から進んで作っていこうとするような

お役目を持っています。

いま、私

こちらのお勉強をしてみたいと強く願っているのです。

 

       * * * * * * 

 

10年前に、仕事を通じて出会い

その後、住む場所が離れてしまっても

年に1、2回のペースで

お食事をして、おしゃべりをしている友人がいます。

彼女の方に

誰かに話を聴いて欲しいと思うような出来事が起きた時に

私のことを思い出しては、声をかけてきてくれるものですから

途切れることなく、お付き合いがずっと続いています。

もちろんカウンセラーとクライエントなどという関係ではなく

お友だちですから

私も自分のありのままの気持ちをさらけ出しています。

ただ、彼女のお話を聴かせてもらう時は

私のこころの部屋は、開けておきます。

 

昨夜は、彼女との食事会でした。

この10年の互いの変化をふりかえって

彼女も私も

あかるく、元気になっているって思いました。

 

ひとりがいちばん

ひとりが気楽

でも、時々

こうして、こころ通わせる話ができるのも幸せなこと。

 

     * * * * * *

 

 ゲシュタルトの祈り

わたしはわたしのことをする
あなたはあなたのことをする

わたしは、あなたの期待に沿うために
この世に生きているのではない

あなたも、わたしの期待に沿うために
この世に生きているのではない

あなたはあなた、わたしはわたし

しかし、もし、機会があって
わたしたちが出会うことがあれば
それはすばらしいこと

もし出会うことがなくても
それはいたしかたのないこと

 

 

 

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