ふだんの生活では
私、ひとりでいることのほうが好きです。
生まれた時から、一人っ子で
ほかに子どもがいなかったから
いつもひとりで
自分と向き合っている時間が
たっぷりあって
ひとりが平気で気楽です。
ただ
ひとと、こころをふれあわすことは大好きです。
こころをふれあわすなどと、むずかしく考えずに
他の人たちとポンポン会話を交わすというのは苦手です。
距離感が読めず
間がつかめず
ぎこちないです。
カウンセリングの世界では
ファシリテーターというお役目の人がいます。
ファシリテーターとは、
そこに集まった人たちが
自由に、安心して
自分の思いが話せるような
雰囲気を自分から進んで作っていこうとするような
お役目を持っています。
いま、私
こちらのお勉強をしてみたいと強く願っているのです。
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10年前に、仕事を通じて出会い
その後、住む場所が離れてしまっても
年に1、2回のペースで
お食事をして、おしゃべりをしている友人がいます。
彼女の方に
誰かに話を聴いて欲しいと思うような出来事が起きた時に
私のことを思い出しては、声をかけてきてくれるものですから
途切れることなく、お付き合いがずっと続いています。
もちろんカウンセラーとクライエントなどという関係ではなく
お友だちですから
私も自分のありのままの気持ちをさらけ出しています。
ただ、彼女のお話を聴かせてもらう時は
私のこころの部屋は、開けておきます。
昨夜は、彼女との食事会でした。
この10年の互いの変化をふりかえって
彼女も私も
あかるく、元気になっているって思いました。
ひとりがいちばん
ひとりが気楽
でも、時々
こうして、こころ通わせる話ができるのも幸せなこと。
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ゲシュタルトの祈り
わたしはわたしのことをする
あなたはあなたのことをする
わたしは、あなたの期待に沿うために
この世に生きているのではない
あなたも、わたしの期待に沿うために
この世に生きているのではない
あなたはあなた、わたしはわたし
しかし、もし、機会があって
わたしたちが出会うことがあれば
それはすばらしいこと
もし出会うことがなくても
それはいたしかたのないこと