「いまここ」をテーマに掲げて、ブログを書いている私ですが・・・。
「いま」にいることが難しい日もあります。
父親との関係を考えると調子が悪くなります。
3年前に母が亡くなり、父は、有料の施設でお世話になっております。
先日も、夫が、好物の飴を持って、父に会いに行ってくれました。
夫の方が、私よりずっと上手に、父と付き合うことができるし、
家に、父が一人でいるより、
今の状態の方が、ずっとずっといいのですが・・・。
たったひとりの娘としては、複雑な思いに駆られるのです。
だからこそ、「いまここ」の勉強が大切になるのです。
誰に相談することもできず、とにかく本屋で気になった本を
読み始め、カウンセリングに興味を持ち、
認定カウンセラーの資格をとり、
ボランティアでカウンセリングをしております。
「いまここ」を教えていただいたのは、10年くらい前ですが、
最近になって、本屋さんには、
精神世界、スピリチュアルな分野の本がたくさん目につきます。
また今は、ブログもたくさんあるし・・・。
そこで、昨日の私のお話にもどります。
私は、父親に対してたいへん複雑な感情を抱いているわけですが、
これは、私の父親がたいへん複雑な人間であるというわけではなく、
私が、「たいへんに複雑な過去の感情(妄想)」にとらわれているということです。
そして、ここが最も大切で、わかりにくいところなのですが・・・。
「いまここ」の「いま」というのは、
過去から未来へ続いている時間の連続をとらえた
「今、この瞬間!」というものではないのですね。
難しいことは到底分りませんが、
そんな私でも、地球は丸くて、引力があるということを知っているように、
物理学など難しい研究では、「時間」というのは、
実体のあるものとしては、存在しないのだと証明されているようですから。
わからなくても、「時間」は、思考が作り出したものであると受け入れたいと思うのです。
そして、私は、過去の出来事に、過去の妄想に、
縛られることから、解放されたいと思うのです。
思考や、エゴから、解放されて、
「いま」におりたいなぁと思います。
何かをしなければではなく、
「いまここに存在する私」を見つめたいと思います。
3月も終わりというのに寒い毎日です。
名残の雪を観ながら、
そばをいただき、
露天風呂であったまりました。