様々なことに、こころ煩わせていたら
今は、もうすっかり秋ですね。
祖父母や、両親の代からの家のこれからについて
あれこれ考えます。
私たち夫婦も、夫の定年後の準備をする時期となりました。
娘の負担になる様な物は、減らして
(もちろんいつになるかは、神のみぞ知るですけれど)
できるだけ身軽になって、この世をおさらばしたいと思っているのです。
まぁ、人生計画通りにはいかないものですけれど・・・。
あれこれ考えていたら、こころも大きく揺れ動き
悲しくなったり、怒りの気持ちがよみがえって来たり・・・。
私が幼い時代を過ごした
祖母や両親との暮らしの品々が
ほとんどすっかりそのまま残っているのですから!
過去が、いまに、そのままよみがえってまいります。
ようやく涼しくなって楽に体を動かせるようになり
娘も元気に仕事ができるようになり
古い家の片づけ再開のよい時期を迎えたわけですけれど。
でもね・・・弱音を吐きますと・・・。
これは、とても大変な仕事なのです。
この仕事ばかりは、夫も娘も頼れない。
私がひとりでやり遂げるしかないのです。
もちろん締め切りに急かされているわけでもなく
夫はいつでも側にいて相談に乗ってくれますけれど。
私には、それらの大量の品々とともに
整理しなければならない感情も
たっぷりと持ち過ぎているということです。
祖父母や両親と共に過ごした私の幼い時代を
嫌でも思い出させてくれます。
感情を抜きにして
それらの物たちを片づけることは
私には、とてもできない作業です。
これから少しずつ
物の処分は、夫の力も借りながら
リサイクルショップへ持って行ったり
廃棄物処理業者の方にお願いして
こころの整理は、
別ブログで
自分史のような形で綴ってみようと思っているところです。
こちらです。
いまから、一年半ほど前に始めたものですが
ずっと非公開にしていたものを再開しようと思います。
写真の戸棚なかなかよいでしょう?
夫に手助けしてもらってマンションの部屋へ運んできましたけれど。
戸棚の裏には、祖父の名前と昭和10年5月新調と
大きく筆字で書いてあります。
この戸棚は、私の幼い日の居間に、いつでもあったもので
4、5歳の時の私がよみがえるから
まだ中は空っぽ、何も入れてません。