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松下幸之助―素直な心

2021年03月28日 15時30分00秒 | 日記

 

松下幸之助さんは気付いてらっしゃいましたね。

素直さは神の知恵であると。

素直さは神であると。。

 

日本の古来からの表現に「中心(なかご)素直に 神通り」という言葉があります。

素直さは神様に通じる重要な条件であることが伺えます。

素直さにおいて、最もその徳を示された神様は、事代主奇彦神、俗名恵比須神でした。

「生まれ素直に 大和路の 教えに叶ふ 皇統の 八重垣の翁 賜う名も 

日本大国の 御魂神」

このように天照大神より讃えられ、

「日本大国御魂神」という立派な讃え名を賜りました。

 

恵比須神は、天に還ることを悟られた時、

「皇統の 世々守らんは 天の道 三諸の山に 洞掘りて 天の逆矛 

提げながら 入りて鎮まる 時を待つ 直ぐなる主を 見分けんと 

直ぐな印の 杉植ゆる」と三諸山の洞にお隠れになりました。

素直な心の持ち主を見分けるために、直ぐなる木という意味の「杉」を植えたのでした。

 

直ぐなること、素直なことは、日本の伝統上もっとも尊ばれる心構えの一つで、

それは形となって表れています。

伊勢神宮の唯一神明造は、古えより受け継がれた純日本風の建築様式であり、

その建築要素は、直線が基本となっています。

神道の建造物、祭具などの古い形式のものは、直線主体の構成となっていたりします。

 

素直なこととは、全てのことに通ずる実に優れた教えです。

心に拗(ねじ)けが無く、

わだかまりがなければ、神力を強く受けることができるということです。

日本の表現様式、あるいは表現する人の心構えの本質は、

我欲を滅し、心に一点の曇りもなく、

己れを神の御代とし、

天地人の三つの神力を結い和して、神人一体となすことにあります。

近代美術に見る表現のほとんどは、

天地の神力を無視し、我を前面に押し出すことによってなされる、

拗けの表現であり、穢れの表現です。

近代美術の評価の基準は、「癖」の度合いによります。

癖があればあるほど高い評価が与えられるという間違った方向を歩んできました。

素直な表現で人に感銘を与えるということは、とても難しく、

同時に高度な表現力を必要とします。

日本の伝統的な直線は、近代に見るような無機的なものではなく、

心のこもった、あたたかく、自然の力に満ちた直線です。

 

素直な気持ちで、日本の神社にお詣りください。

古い神社の直線的な鳥居や建造物、ご神木の真っ直ぐ聳え立つ光景。

これほど優しく教えてくださっている神様の表現は無いと思います。

素直な気持ち。

素直な心。

直ぐなること。

とても大切な、日本の古来からの伝統です。

皆さん、思い出してくださいね。

気付いてくださいね。

(2019年11月27日、記)


コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ut94k10nnwt)
2021-03-28 15:41:28
『お山の杉の子』ッて童謡もありましたネ…😑
返信する
萩猪さんへ (赤ずきん)
2021-03-28 16:02:41
コメントありがとうございます。
『お山の杉の子』という童謡は知りませんでした。
内容を見てみると、良いことが書かれていますね。
ありがとうございます。
返信する
ありがとうございました (紀州有田より)
2021-03-28 21:48:28
コメントありがとうございました。
コメント欄、勝手ながら非公開にしていますので、こちらにお邪魔させて頂きました。

ご親切に花の名前を教えていただき、ありがとうございました。
確かに「ハナズオウ」でした。
ありがとうございました。
返信する
Unknown (hanakatami888)
2021-03-29 11:19:37
紀州有田さん、コメントありがとうございます。
お役に立てて良かったです。
ありがとうございます。
返信する

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