長女ヒナ。
バトンチームのメンバーとして、
明日、大会に出場します。
ただ今、東名高速道をバスで進んでます。
明日、演技する一曲のために
どれだけの時間を
悔しさと、涙と、焦りと…そして自分自身と戦ったのか。
母が感じている以上に、追い込まれていたよね。
土日はもちろん、平日も
小学校が終わると、夕方の電車に乗って
一時間かけて一人で練習場に行き
帰ってくると夜の11時すぎで。
レベルの高いメンバーとの演技に
気後れしていた、最初の頃。
それでも、このチームに入れたことが嬉しくて
どんな練習のあとでも
笑っていました。
涙を拭くまもなく、できるまで繰り返し続ける反復練習。
でも、それ以上にヒナを引っ張ってくれる仲間。
そして、1年越しにやっと決まった技。
同じ方向を見て、必死に取り組み
やるだけのことをやりました。
あとは、明日、この一曲の最後のポーズが
最高の笑顔で決められるように。
この一瞬のためだけに、頑張ったのではなく
今までの頑張りが、この一瞬に繋がっているのだということを
体感して、心に刻んでほしいです。
頑張れ、ヒナ!
練習帰りに、いつも見た夕日。
練習で泣いた帰り道、空に広がっていた雲。
翼みたいで、勇気が出た。
大丈夫。
最後の笑顔のメンバーが、目に浮かんでいるから。
*
ご無沙汰してました。
皆さん、おかわりないですか?
もう、6月。
季節がまた一つ、進んだね。
どうか、カラダを大切に。
毎日、空を見上げているから。
いつかの夕日を、また見たいな。