四日目。
イタリアにきて、初めての青空。
今までの、グレイの空も嫌いじゃないのだけど。
やっぱり青い空は気持ちいい。
午前中は、街を散策して
お昼から食事会です。
イタリアにひとり渡って、
歌うことに夢中で、
必死に勉強して、
チャンスを呼び込んで、
アジア人としての孤独や
それ以上の達成感のために、ステージに立ち続けた、彼女。
このたび、入籍して、結婚することになりました。
そのお祝いの食事会です。
場所は、小高い丘の上の
国立公園の中にあるレストラン。
陽気で、品のある、優しいイタリアーノとたくさん出会いました。
みんなに囲まれて、
笑顔で笑う彼女をみていたら、
ほら、
どんな努力も惜しまずに、笑っていれば、
自然と、人が集まり、
人生の流れが変わっていくのかもしれないと
思いました。
本当におめでとう(^ー^)
諦めないで、良かったね。
食べきれないほどのお料理は、どれもおいしくて( ´艸`)
ワインも美味しかったなぁ
ちなみに、イタリアの方々は
まったく酔いません。
水分代わりに、ビールやワインを飲み、
食事のときは必ずワインをのんでいます。
水道水をのまないから、
ミネラルウォーターを買うんだけど、
ワインの方が安かったりします。
これは、食後酒。
消化を助けるからと、勧められますが、
ウオッカみたいなものです。
コレを飲んで、お腹が楽になることなんて、ないんだろうなぁ…(笑)
食事会のあとは、
お相手のお姉さん家族が持つ、別荘へ移動して、
楽しい、おしゃべりが続きます。
こんなオリーブが並ぶ野道の先に…
かわいい別荘が( ´艸`)
見渡す限りの、オリーブとブドウ畑に囲まれて
もう、わたしたちの日常とは、別世界。
そんな、ひとときのあと
別れを惜しみながら、帰路へ。
品のいい、ご老人方々に、
別れのキスをしてもらい、
照れまくる、末っ子りぃ。
この短い期間に、簡単なあいさつはひととおり覚えて
ワールドワイドな将来が待っているのかもしれないね( ´艸`)
そして、この日の夜9時から
妹が歌うコンサートがあるとのことで、
招待してもらいました。
こんな、会場が街のあちこちにあるんです。
彼女の生の歌声を久しぶりに聞いたのだけれど、
ひいき目ではなく、圧巻でした。
隣に座っていた品のあるおじいさんは、
わたしに日本人かと尋ね、
プログラムの妹の名前を指差して、
日本からきた彼女は素晴らしいんだと、
目を輝かせて、話し掛けてくれました。
彼女は、此処で生きているんだね。
そんなことを実感したイチニチ。
そうそう、昼にあれほどまでにワインを飲んで、
夜にはあれほどまでに素晴らしい歌を歌い上げる妹もまた、
すっかりイタリアの人になったのだと
少し嬉しく思いました。
また、書きます。
オヤスミナサイ。