さっぽろ はなだより (札幌花便り)

札幌のお花情報を写真を交えて

56種類の木製花壇枠から選ぶ、【レイズドベッド System】

2013年09月08日 | 大型プランターの"咲いてく"提供
レイズドベッドとは地面よりも植栽面を高くした花壇のことです。

日本的に言うと、「段々畑」のように手法を説明する言葉です。

高さは使用目的により様々です。

ここのところレイズドベッドが注目されている理由として、楽な姿勢でガーデニング作業が出来ることがあります。

地面が植栽面の場合、植栽面に合わせて人が腰を屈めたり、しゃがみ込んだり、ひざまづいたりします。

このような姿勢は長時間作業をすると非常に疲れてしまいます。

なぜなら無理のある姿勢だからです。

人が地面の高さに合わせる労力を10とすれば、少し地面を持ち上げると8とか6くらいで良くなることもあるでしょう。

これが日本でも行なわれていた花壇枠を利用したレイズドベッドです。

このレイズドベッドという言葉は、ガーデニングブーム以来日本にも広く紹介されました。

ガーデニングブームの時代と日本でバリアフリーが広がりだした時代は重なります。

その相互の交わるところに車イスで使用できるレイズドベッドが紹介されました。

メーカーや施設屋さんの中には車イスで使用できる花壇がレイズドベッドなのだという誤解も生まれました。


ガーデニングブームの時に、花壇枠として枕木が多用されました。

木質は英国に習ったナチュラルなガーデンに似合うものだと考えられていたからでしょう。


SITECではモダンなレイズドベッドをつくる木製花壇枠として、Simpleレイズドベッド花壇枠を発売しました。



木製なのですが高耐久のアスナロ材を使用しているため防腐剤を使用しません。

塗装も自然物だけのオーガニック仕様です。

サイズは1600mm×1600mm×H450が最大です。

200mm刻みで400mm×400mm×H300が最小になります。

全56種類のサイズから組み合わせて使用することも可能です。


Simpleレイズドベッド花壇枠を使用すると花壇作りの作業が簡略化することができます。

置くだけで花壇枠の設置は完了します。

最も簡単な花壇のつくり方になります。


(^_^)


箱庭

2013年03月05日 | 大型プランターの"咲いてく"提供
5月のポテンチュラ


6月のダイアンサスとイトシャジン


四季折々に楽しむ箱庭です。

これは3シーズンを迎える箱庭です。
シーズンごとに花株が大きくなったり、朽ちてなくなる株があったり、新しい株を入れたりしながら変化していきます。
人の意思により現在に最大限の見応えを飾る切り花に対して、
園芸は未来を夢見て植え付け、植物の性質に任せて共に楽しむものなのでしょう。

箱庭を見ているとそのように感じます。


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切り花と園芸

2013年02月26日 | 大型プランターの"咲いてく"提供


生け花やフラワーアレンジメントなどのいわゆる「切り花」とガーデニングや盆栽などの「園芸」は、

花を材料にしていることは似ているのだけれどもその内容は全く異なっている。


フラワーデザイナー(切り花)の仕事の内容を観察していると、表現力がとても「強い」ということが感じられる。

園芸的に見るとかなり強引だ。

考えてみると切り花は花を材料にして「人」が自分を表現しているということに気付く。

芸術作品的なところもあり、そのものだったりもする。

花々を支配する。


対して園芸は、人の意思と自然の意思を融合させて庭をつくる。

自然は決して人の強引さには従わない。 それどころか手に負えない態度を表わす。

支配など出来ない。


切り花は過去に出来た自然の産物を用い最高潮の現在に表現する。

園芸は現在から未来のより良い結果を期待する。