初夏の到来

早朝から爽やかな晴れ空でとても気持ちが良い一日の始まりでした。
北海道の晴れ空はくっきりとしてコントラストが強くなります。
本日はそんな朝でした。

早朝5時過ぎに起き、街路の花植え活動に参加しました。
早朝は少しひんやりです。
日差しが強くなってくるとエゾハルゼミの声が聞こえてきました。
今期の初ゼミです。
こうなるともう初夏です。

エゾハルゼミはヒグラシに似た鳴き声です。
色や姿も似ています。
ヒグラシを少し小さくした感じです。
調べてみるとどうやらヒグラシととても近い仲間のようです。
北海道にはヒグラシは居ません。
ヒグラシは夏の終わりに鳴きます。
北海道は夏の終わりには既に寒くなりつつあるので生育できないのでしょう。
より早い季節に活動することになったヒグラシがエゾハルゼミになったのかもしれません。
活動期(成長期)が短い分大きさも小さいのだと思います。


初夏の空をバックにリンゴの花が美しく映えていました。

'ハックナイン'というリンゴです。
北海道で品種改良された大きなリンゴです。
"HAC"は「ホッカイドウ-アップル-クローン-9播」という意味だそうです。
実は非常に単純な命名です。

ナナカマド開花中

今年はナナカマドの花がとても多いように思います。
あちらこちらでとても目立ちます。

私の花の楽しみ方は、植える、見る、嗅ぐです。
この花は見るには良くても香りを嗅ぐにはあまり適していないように思います。

密かにスズランが開花しています。

ひっそりとスズランが咲いています。
この花は北海道のイメージがあるという人が多くいるように思います。
昔のドラマの影響でしょうか?

しかし、最近はあまり見かけないように思います。
見栄えのする花が多いこの頃、忘れられているのかもしれません。
植栽の仕方を工夫すれば花の魅力を引き出せるように思います。

レンゲツツジ開花中!

桜も終わり、ツツジ類が次々と開花しております。


私の父は魚釣りが好きです。
40年以上前、支笏湖の解禁日となる6月には頻繁に釣行に通っておりました。
小さな釣り船の中で居眠りしながら夜明けを迎え、目覚めると目の前がまっ赤に染まっていて山火事かと思ったそうです。
意識がはっきりするとそれがツツジであることに気付いたそうです。
あわて者の父です。
しかし、現在はそんなに沢山あった筈のツツジが見当たりません。
いったい何処に消えてしまったのでしょう?

いま人目を引くのはシバザクラです

いま最も人目を引いている花はシバザクラだと思います。
ひとつひとつは小さな花なのですが、集まると素晴らしい景色をつくり出します。