河原桟敷の招待席は花火が音と同時に真上で開くから人間の視覚では左右上下を捉えることができても、カメラのアングルでははみ出して端が切れてしまい、トイレに行く振りをして酒宴の席を外し、升席を離れたものの、満員電車並の土手を越えられずこの満員の一員となってカメラを突き出し撮影を・・・・三脚を使えないから、殆どが手振れ状態になるし、北東の風が強いので余韻の光の軌道が西南に向かって流れる。まぁ、花は花でも花火だから、と思いつつ300枚撮影して・・・ところが招待席へ行くには後ろ向きの人の硬い壁を突き抜けねば成らず、諦めて帰宅の途に。早朝早々電話がかかってきて、2次会にどうしてこなかったか、と。2次会の話は聞いていなかったが・・・聞いていなくて良かった。
花の顔