anchoriteという、輪工房のオリジナルブランドを作ったのは、オープンした翌年 もう30年前
当時の輸入のMTBが、オフロードバイク(モーターサイクル)乗りの自分にとって、すごく取り回しの悪いジオメトリーだった
Mサイズを選ぶとトップが長く Sサイズだと、シートが上がり切らない
中途半端さにあきれて、自分で設計したのが始まりでした
上の流れから言うと、トップがSサイズ、シートチューブはMサイズの長さ ヘッドチューブ長を長く
あとは、ワイルドキャット出身で、当時山梨に工房を構え、ビルダーをしていた、高瀬氏にお願いしたのが、最初の一本でした
ビルダーさんとしては、こだわりが強くて、こちらの言い分が少し通らない、残念なところ(ヘッドが1インチw)があったのですが、それでも技術やこだわりのおかげで、コントロールのいい、自分に合ったMTBが出来上がりました
当時の春の岩岳の、DHレースには、このBIKEで出ていた
先月の野田の3時間耐久に使った、プロトタイプのanchoriteは、ダウンカントリーモデル
今までの、クロスカントリーモデルからの、進化系ですが
剛性を上げた下り系の、クロモリフレームが多い中、自分では身体に優しい? 疲労が溜まってきても、ゆとりのあるコントロールができる、そんなクロモリの特性を生かしたMTBを求めてきました
実際に、フレームの撓りが、タイヤのグリップ性能を上げて、タイトなコーナーをこなし、スリッピーな登りでも、タイヤのトラクションが稼げる造りになっています
先日のレースでも、前の方が押しているスピードで、しっかりと乗ったまま後ろをついていけました
ここに来るまで、何本も作り変えたり試したりしたが、今回は思った通り以上の完成度
ぜひ皆さんに乗ってほしいと、希望があれば、オーダーを受け付けることに
スケールと、各パイプの特性での、乗り味と、ハンドリング、前後バランスなど、
しっかりと試したので
ここからは、この乗り味を変えない、手直しで、仕上げる相談をしてきました
販売用は、フレームの見た目も、すこし変わります
ライジンワークスさんは、あらゆるカテゴリーのBIKEのオーダーが入っていて
それに対する技術や、知識があり
じっくり相談して作ってもらうと、自分の目標とする、クロモリの特性を生かしたフレームが、満足のいく出来上がりになります
もちろん自分なりに試行錯誤を、30年してきた結果なのですが
アンカライトの後ろに、なぜか旧型のRETULのMOVEがw
イエローの方が、下り系を得意とした、モデル サスストロークは140~160mm、ステム長40mm前後に設定しています
レッドの方が、新しく設計したフレーム
里山遊びを意識した、ダウンカントリーモデル サスストロークは120mmでステム長60mm前後で、設計しています
どちらも現在乗っている、MTBからのフレーム交換的なことで、作ることができます
里山のあらゆる要素を盛り込んで、テクニカルに仕上げたMTBコース、福田の森で、しっかりと乗ってのテストできるので、オリジナルフレームを作るにも、すごく環境がいい
そんな環境も作っていったのですが
興味のある方は、ご相談ください