輪工房の店長は今日も遊んでます

SPECIALIZEDおおたかの森 輪工房

身近にすごい選手がいるって、刺激になります。

2006-05-08 12:58:24 | マウンテンバイクレース
その中から、送っていただいたレース内容を、添付いたします。


******************

意外性のある勝利でしたでしょ(笑
骨折してブランクがあって、おっさんで、
すぐに優勝してくるとは誰も思わないだろうから、
勝ちたかったですね。
インパクトがあるのが好きですから。

レースのほうは、

スタートダッシュに少し乗り遅れ、10番台、
ヤマベッテーニはダッシュ速いね、でもそのあと遅いね・・・・
1周目は一桁に位置して様子を見る。
2周目に入ると小野健が、先行していて、
周りの選手のペースが上がっていないことを確認。
追走というか、先頭に立ちマイペースで走行、
後方に、野口、山本弟、イロリン、白石、竹之内のパックとなる。
小野健に「待ってよ~」とラブコールを送るが、待ってくれるはずもなし。
3周目には、白石、竹之内のみになるが、その竹之内も脱落し、白石と二人旅。
このころから、八幡浜後、大幅変更したポジションのため、腰痛が発生。
ちょっとサドルを後ろにしすぎたな、と、思いつつ、悪化しないペダリング、フォームを意識して対処。

追いつきたいが、追いつけない微妙な感じだが、20~30秒差を保っているので、無理に追わないで、小野健のペースの低下を待つ。
もしペースが落ちてこなくても、5~6周には追いつける範囲に止めておく。

4周目、後半で、微妙に、小野健の見える位置が近づいてきている。
5周目、ここで追いつこうとペースアップ、腰痛のため一気、とは行かないが、
徐々に差を詰め、背後を捉える。
ここで、白石が少し遅れだす。
6周目、ついに追い越し、先行する。このまま引き離せるかと、少しペースを上げるが、しっかりと食らいついてくる。
気合と根性と、前だけ見て走るシンプルなモチベーションを感じる。
白石もしぶとくというか、ガッツ溢れる走りで、粘って粘って、少しの差でついてきている。
う~ん、どうする?一気にいくか、大事にいくか、ここは復調のアピールのため、2位とか3位で、表彰台に上がるよりも、当然1位のみを狙う局面。
ラスト1周ならば、腰痛も我慢できる、
そこまでは、ペースコントロールして、温存を図る。

7周目、白石がすぐそこに来ているので、追いつかれるな、と思い、ペースを落として回復をしておく。
フィードのあとののぼりで一気に追いついてきて、前に出て行く。お、いいペースだ!と思い、
こちらも気を引き締めてついていく。呼吸が荒れ、苦しそうな感じがありありだが、それでもなお引き離そうとペースをあげていく姿勢には共感するし、賞賛に値する。
しかし、その程度のペースアップでは、こちらもちぎれることは無いのだよ。

白石は前半のランデブーで、ハードテールということもあり、
くだりが遅いことがわかっていたので、そこでは先行を許さず、前に出て、こちらのペースに持ち込む。
それでも尚、次ぎの長い下りの前には再度前に出てきて、決してあきらめない。
やるな~と思いつつ、こちらはさらに回復を図り、心拍数は144拍まで低下、完全にリフレッシュしちゃいました!
レース中にそこまで休めたことは無いですよ、やっぱ年取ると無理できませんからね。

そこからの昇り返しで、白石はさらに頑張ってペダリングするが、足はイッパイイッパイのようで、
スパスパシフトダウンし、そしてフロント変速も無理をさせたのだろう、チェーンが外れる。
直後を走行していたため、避けきれずこちらもストップ、そのまた後ろの小野健も、バランスを崩す。
すぐに再スタートして、小野健と二人となる。白石はチェーンをかけなおすため若干おくれる。

8周目、ラストラップ。予定通り、スタート&ゴールの観客、声援の多いところからアタック開始。
ここまでで一瞬で勝負がつくとは思っていないので、のぼりのピークまで続く息の長いロングアタックだ。
グイグイ上げ、いままでミドルのところもアウターのまま、さらにフィードでボトルも取らずに、突き進む。
上り来ると気配が遠ざかっていくことを感じるが、そのまましっかりと差を確保していく。
気を抜かず、試走のように丁寧にコース、ラインをトレースしていく。
コースラストのピークを、ゴールのポーズを思い浮かべて、登りきる、決まった。

やっぱりアレだな、と(笑

というわけで、ばいくをテールスライドで停めて、エピックカーボンを高々と掲げ上げて、
カムバックゴールをくぐった。

このレースでは、今の自分での勝ち方、が掴めたという大きな収穫があった。
こうして書いてみると、自分の中では、小野健との勝負というよりもむしろ、
白石との勝負であったようだ。
これは、元祖サラリーマンレーサーである自負が彼に負けることを拒んだのであろう。
プロ選手が出現してから、シリーズ戦や全日本を制したものとして、先駆者として、
彼に勝たせるわけにはいかなかったのだろう。

でも、つぎからはまた勝っても当たり前、
なんていわれちゃうんですよね。
それ相応の努力は変わらないのに・・・・

でも、田口さんや輪工房の皆さん、それに近隣の方々には、
調子のいいときも、悪いときも、そこかしこで応援してもらっていますので、
励みになりますし、何より、楽しさ、を分けてもらっていますよ。

**************************:

なんて、うれしいお返事をいただきました。

見ました?tatsuくんが張ってくれた動画

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
竹谷さんおめでとおうございます (まーさん)
2006-05-08 22:08:36
竹谷選手おえmでとうございます!



実はまだ竹谷選手には、サイクルショー以外ではお会いしたことがなく、実際の走りを拝んだことがありません。



輪工房のレースにはよく出ておられるようですが、そういうわけだかうまく合わない。



そのうち…の機会を楽しみにしています。



今回の走りにも期待しております!
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。