2011年7月5日 大雪山旭岳~トムラウシ山 縦走 1
2011年7月6日 大雪山旭岳~トムラウシ山 縦走 2
2011年7月7日後半 大雪山旭岳~トムラウシ山 縦走 4
7月7日前半
コース:裏旭キャンプ指定地(5:30)・・間宮岳(2185m)・・北海岳(2149m)・・白雲岳分岐・・白雲岳避難
小屋・・忠別岳(1962.6m)・・忠別岳避難小屋分岐・・忠別岳キャンプ指定地(14:40)
全行動時間:9時間10分
宿泊スタイル:到着時、避難小屋利用者は、0人なので、避難小屋泊まり 。
食事:朝食&夕食、水、お湯は、アルパインガイド ノマドが提供。
昼食、行動食は各自持参。(これは行程中、何時も同じ)
天候:![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0001.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/91/2838d79f8ff6469fe3b8bf19169d5197.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/dd/8f631a3e9d350283c8c8b532f96a6f04.jpg)
山では、自然に早寝早起になりますが、テント山行でば、夕食終えたら、
何もすることはなく、日の沈む前には寝入ってしまいます。
そうそう、寝入るその前に、登山靴はテントの中に入れておくのですが、
キタキツネは登山靴が好きそうな、寝ている間になくなることもあるのですって。
昨夜は、テントがゆがんでしまいそうな、激しい雨と風に目が覚めました。
肩のあたりが寒いのは、気温が下がっているからでしょう。
すぐさま、シュラフとシュラフカバーのチャックを引き上げて、他の人はと見れば、
ロシアのマショーリカのように、顔以外をすっぽりシュラフにうずめる方もいて、
みんな寒そうです。
午前1時過ぎ。雨はやみ、風はおさまっていました。
「起こしてね」と約束していた友人を起こして外へ出ると、
ガスが晴れ星明りでヘッドランプは無用の明るさです。
山間遠くに瞬く赤や黄色の輝きは、街の灯りなのでしょう。
山モード・山女から、つかの間下界に思いが飛んで、胸がキュン。家族が恋しくありました。
4時起床。
雪渓の融け出た冷たい水で顔を洗ったら、次は撮影タイムです。
東南よりやや東寄りの白雲岳方向が茜色に染まっていました。
今日は、良い天気
。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/08/145c9854630f6c625993d369b5c7a8ce.jpg)
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朝食を終え、テントを撤収。「今日は、コースが長いので、行動食を上手にとってください。」と、ガイドさん。
予定通りの5:30に、スタート。
暑くもなく寒くもなく、気持ちの良い朝でした。
裏旭キャンプ指定地~間宮岳(2185m)
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間宮岳から北の方角には↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/83/edcdec248f84563cba6b343b72e6b87a.jpg)
間宮岳から南の方角に↓
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間宮岳~北海岳(2149m)
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北海岳~白雲岳避難小屋
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雪渓を渡り
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/93/4564c6052bf388356b2b2474a13906bf.jpg)
登り返して・
・白雲分岐。ここから、南の方角に大きく向きを変え・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/76/bda27253462f63e91df512e2eadb262f.jpg)
8:56 白雲岳避難小屋につきました。
避難小屋は、ただいまペンキ塗りの真っ最中。
「ペンキ塗っているところです、触れないように注意して」と、ガイドさん。
2011年7月6日 大雪山旭岳~トムラウシ山 縦走 2
2011年7月7日後半 大雪山旭岳~トムラウシ山 縦走 4
7月7日前半
コース:裏旭キャンプ指定地(5:30)・・間宮岳(2185m)・・北海岳(2149m)・・白雲岳分岐・・白雲岳避難
小屋・・忠別岳(1962.6m)・・忠別岳避難小屋分岐・・忠別岳キャンプ指定地(14:40)
全行動時間:9時間10分
宿泊スタイル:到着時、避難小屋利用者は、0人なので、避難小屋泊まり 。
食事:朝食&夕食、水、お湯は、アルパインガイド ノマドが提供。
昼食、行動食は各自持参。(これは行程中、何時も同じ)
天候:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0001.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/91/2838d79f8ff6469fe3b8bf19169d5197.jpg)
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山では、自然に早寝早起になりますが、テント山行でば、夕食終えたら、
何もすることはなく、日の沈む前には寝入ってしまいます。
そうそう、寝入るその前に、登山靴はテントの中に入れておくのですが、
キタキツネは登山靴が好きそうな、寝ている間になくなることもあるのですって。
昨夜は、テントがゆがんでしまいそうな、激しい雨と風に目が覚めました。
肩のあたりが寒いのは、気温が下がっているからでしょう。
すぐさま、シュラフとシュラフカバーのチャックを引き上げて、他の人はと見れば、
ロシアのマショーリカのように、顔以外をすっぽりシュラフにうずめる方もいて、
みんな寒そうです。
午前1時過ぎ。雨はやみ、風はおさまっていました。
「起こしてね」と約束していた友人を起こして外へ出ると、
ガスが晴れ星明りでヘッドランプは無用の明るさです。
山間遠くに瞬く赤や黄色の輝きは、街の灯りなのでしょう。
山モード・山女から、つかの間下界に思いが飛んで、胸がキュン。家族が恋しくありました。
4時起床。
雪渓の融け出た冷たい水で顔を洗ったら、次は撮影タイムです。
東南よりやや東寄りの白雲岳方向が茜色に染まっていました。
今日は、良い天気
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/08/145c9854630f6c625993d369b5c7a8ce.jpg)
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朝食を終え、テントを撤収。「今日は、コースが長いので、行動食を上手にとってください。」と、ガイドさん。
予定通りの5:30に、スタート。
暑くもなく寒くもなく、気持ちの良い朝でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/s2_sum_mount.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/3e/72dd361d2bb76fd78bd97588391ce42b.jpg)
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間宮岳から北の方角には↓
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間宮岳から南の方角に↓
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雪渓を渡り
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登り返して・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
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8:56 白雲岳避難小屋につきました。
避難小屋は、ただいまペンキ塗りの真っ最中。
「ペンキ塗っているところです、触れないように注意して」と、ガイドさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/75/497d92c062643dd6810b1c36ef9fd987.jpg)
≪次回に続きます≫
2011年7月7日後半 大雪山旭岳~トムラウシ山 縦走 4
2011年7月7日後半 大雪山旭岳~トムラウシ山 縦走 4
秋になってから本格的な暑さが戻ってきましたね。
やはり大雪山は凄いスケールです。簡単には登れませんね。お天気に恵まれて良かったですね。エゾハクサンイチゲが輝いて見えます。
足の丈夫なうちに充分楽しんでください。
晴天に恵まれてずいぶん視界が良好です。
すばらしい風景。これだからヤマ好きの
人たちがここを目指すんだなとよくわか
ります。
ヤマでの幕営。そして夜中に目覚めて外
気の冷たさに震える。でも明るい夜の闇
はとても心地よいものです。
もうこんな経験はずいぶんしていないなぁ。
解説で山の名前が入っているのもうれしいし、よくわかります。
これだけの快晴は珍しいのではないでしょうか。
翌日は早朝2:30にスタートしましたが、朝から小雨が降ったりやんだりしまして、
トムラウシの北沼まで進んだ頃には、かなりの雨と風になりました。
ガイドさんが緊張されているように見えましたよ。
何日も縦走すれば、お天気の悪い日があることも仕方のないことですね。
若いころ以来のことですよ。
昔は到着してから食事作りが大変で、だんだん疲れてきましたが、
今回は朝夕の賄いつきで、その上、テントを張ってしばらくすると、
熱いコーヒーが配られるのですから、もう楽しくて楽しくて・・。
ずいぶん前から、熊もある一定の場所以外は出てこなくなったそうで、
夜、星空を眺める余裕もありました。
ガイドさんから注意を受けたのは、キタキツネに登山靴を持っていかれないようにと言うことだけでした。
ただ、キャンプ指定地とは言え北海道は、トイレがありませんでして、
簡易トイレを購入します。
使用済みは、下山口まで持ち運び、指定された場所に捨て無ければなりません。
だんだん慣れてきましたが、これがちょっと厄介でしたよ。
勿論、避難小屋にはあるのですが、
寝てしまい寒さとテントの揺さぶられと
雨の音に目が覚めたのでした。
この日は、終日、晴れまして、進行方向にトムラウシ山、十勝岳などがずっと見えているのです。
その雄大な光景を楽しむことができたのですが、
後半のトムラウシ山越えの前後の2日間は、展望全くなしの、
コンディションは、最悪でした。
前回、トムラウシを訪れたのは本州の梅雨が明けてからのことでしたが、
山中1泊2日のヒサゴ沼の避難小屋泊まりは、2日間とも、お天気に恵まれたのです。
やはり7月後半の方が、北海道のお天気も本州同様、安定しますか?
北海道の山は、緯度が高いので、たかだか2,000mと少しの山ばかりでも、本州の北アルプスのような雰囲気を味わうことができます。
また、今年は、雪が多かったそうで、雪渓がたくさん残っていまして、
風景もより一層素晴らしいものでした。
それだけに荒れた時は、3000m級の日本アルプス並みの恐さと言うことになるのですが。
翌日からは、お天気悪化しまして、
カメラは濡れないようにしっかりザックの中へしまいこみ、
写真はほとんど撮れませんでした。
仕方のないことですが、これほど枚数が無いと、
ブログの終わりは、尻切れトンボのようでして(;´д`)
全行程9時間10分そして重そうなザック・・・
誰でも登れるというわけではない山々を、見せていただける幸せをしみじみ感じています。
これは、お天気に恵まれたこと、
北アルプスのような雰囲気ですが、おおよそ1000m低いので、酸素が多くて呼吸が楽であること、
なだらかで起伏が激しくないことではないでしょうか。
トラ子さんが楽しんでくださって、嬉しいです。